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ピアノを安全にお使いいただくために

  1. 平らで丈夫な床に設置してください
  2. キャスターについているすべてのストッパーを確実に締めてください
  3. ピアノの移動は危険です
  4. 鍵盤蓋の開閉は両手で静かに行ってください
  5. 屋根の開閉は操作手順に沿ってゆっくり静かに行ってください
  6. ピアノの椅子は正しく使用してください
  7. ピアノのまわりで遊ばないでください
  8. 故障状態を放置しないでください
  9. 地震のときには、ピアノから離れてください
  10. 水濡れに注意してください
  11. 電源アダプターや電源コードは正しく取り扱ってください
  12. 電池は正しく取り扱ってください

1. 平らで丈夫な床に設置してください

  • 段差のある床や強度不足の床に設置しますと、不安定になったり転倒したりするおそれがあります。
  • ピアノは大きさによって重量が違います。
    重量に応じて、設置場所にご配慮をお願いいたします。
    ピアノのおよその重量は下記のとおりです。
アップライトピアノ グランドピアノ
190kg~280kg 250kg~500kg

2. キャスターについているすべてのストッパーを確実に締めてください

キャスターにストッパーがついている場合は、移動するとき以外はすべてのストッパーが確実に締められていることを必ずご確認ください。ストッパーがゆるんだ状態のままでは、ピアノが不意に動いて重大な事故につながるおそれがあります。

3. ピアノの移動は危険です。また、お子様だけでの移動は大変危険ですので、絶対に行わないでください

ピアノは重量物ですので、移動には危険が伴います。

  • 床面のわずかな凹凸に車輪がひっかかり、ピアノが破損したり、転倒したりするおそれがあります。
  • アップライトピアノでは、屋根付近を後方に押したり、鍵盤を持ち上げるような力を加えたりしますとバランスをくずし、ピアノが転倒するおそれがあります。
  • 移動の際には、専門業者にご相談いただくことをお薦めします。
  • グランドピアノLCモデル転倒防止補助キャスター※を装着したアップライトピアノを移動される際には、段差のない平らな面での短い移動に限り、大人の方数名で行ってください。

※グランドピアノLCモデル、アップライトピアノ転倒防止補助キャスターは学校・施設向けの限定商品です。一般のお客様からのご注文は受け付けておりません。

4. 鍵盤蓋の開閉は両手で静かに行ってください

  • 鍵盤蓋を開閉する際、自分または周りにいる他の人の手指を挟まないように注意してください。
  • また他の人が鍵盤蓋に触れて倒さないように注意してください。
  • 現在販売されているほとんどのピアノには手を離しても鍵盤蓋がゆっくり閉まる「ソフトランディング機構」が備えられておりますが、「ソフトランディング機構」が備えられていないピアノでは特に手指の挟みこみに注意してください。

5. 屋根の開閉は操作手順に沿ってゆっくり静かに行ってください

  • グランドピアノの屋根の開閉は必ず大人が注意して行ってください。屋根は重いので手や指を挟むとけがをするおそれがあります。
  • グランドピアノの屋根が開いているときは下に頭や体を入れないでください。万一、屋根が落下した場合に頭や体を挟んでけがをするおそれがあります。
  • グランドピアノの屋根が開いているときは突上棒に触れないでください。突上棒が受皿から外れて、屋根が落下する場合があります。

6. ピアノの椅子は正しく使用してください

  • 椅子で遊ばないでください。椅子から転落したり、椅子が転倒したりしてけがをするおそれがあります。
  • 椅子を踏み台に使わないでください。転倒してけがをするおそれがあります。
  • 椅子のナットやネジがゆるんだままで使わないでください。椅子が壊れて、けがをすることがあります。ガタツキが生じている部分のナットやネジを締め直して使用してください。
  • 背もたれがない椅子では小さなお子様の後方への転倒に注意してください。
  • 椅子を設置する時は水平を保つようにしてください。水平が保たれない状態で設置されますと、本体の歪み、可動部の不良の原因になります。また、転倒などによりけがをするおそれがあります。
  • 長年のご使用により板の剥がれや変形、溶接部の異変が見られた場合は使用を止め、修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口までご相談ください。そのまま使い続けますと、使用中に椅子が破損し、転倒などによりけがをするおそれがあります。

7. ピアノのまわりで遊ばないでください

  • ピアノに登ったり下で遊んだりしないでください。滑り落ちたり頭をぶつけたりしてけがをするおそれがあります。
  • またピアノに寄りかかったり腰掛けたりしないでください。ピアノが転倒したり、不意に動いたりしてけがをするおそれがあります。

8. 故障状態を放置しないでください

ピアノや関連備品の故障状態を放置すると思わぬ事故が発生することがあります。

  • 鍵盤蓋のソフトランディング機構が劣化や故障していると勢いよく蓋が閉じ、手指を挟むことがあります。
  • ピアノカバー等が破れていると、鍵盤蓋や屋根を開閉するときにひっかかり、蓋や屋根が落下することがあります。
  • 本体や周辺機器から異常な臭いや煙が出たらすぐに電源スイッチを切り、電源プラグや電源アダプターをコンセントから抜いてください。感電や火災、または故障のおそれがあります。
  • 電源コードなどの被覆剥けを放置したり、ビニールテープなどで応急修理したりすると、感電したり、発煙・発火に至ることがあります。

故障に気づかれたら直ちに、お買い上げの販売店、または最寄のヤマハ特約店に点検・修理をご依頼ください。(※ピアノカバーの補修は承っておりません。)

9. 地震のときには、ピアノから離れてください

  • 地震のときはピアノから離れてください。地震の強い揺れでピアノが動いたり、転倒したりすることがあります。
  • またピアノの下に隠れたり、揺れるピアノを体で支えたりしないでください。ピアノが倒れけがをするおそれがあります。

「ピアノ転倒防止器具」についてはこちらをご覧ください。

サポートページの「ピアノのための地震への備え」もご参照ください。

10. 水濡れに注意してください

  • ピアノの上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かないでください。
  • 雨天時の屋外など、雨や雪、水のかかるところでは、ピアノや周辺機器、電源アダプターなどを設置したり、使用したりしないでください。

ピアノや周辺機器、電源アダプターなどの内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原因となります。入った場合はすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ/アダプターをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店、または最寄のヤマハ特約店に点検・修理をご依頼ください。

11. 電源アダプターや電源コードは正しく取り扱ってください

「電源アダプター/電源コードを安全にお使いいただくために」をご参照ください。

12. 電池は正しく取り扱ってください

リモコンなどに使用する電池の取り扱いについては、「電池を安全にお使いいただくために」をご参照ください。

【修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口】

修理についてのお問い合わせ・ご依頼はお買い上げの販売店、または最寄のヤマハ特約店にお願いいたします。

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