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電子鍵盤楽器を安全にお使いいただくために

  1. 楽器の設置と移動には注意してください
  2. 組み立ては取扱説明書をよく読み手順通りに行ってください
  3. ネジはしっかり締め付け、ゆるみに注意してください
  4. 鍵盤蓋(キーカバー)の開閉は両手で静かに行ってください
  5. 屋根の開閉は操作手順に沿ってゆっくり静かに行ってください
  6. 鍵盤蓋(キーカバー)や鍵盤のすき間から異物を入れないでください
  7. 楽器の椅子は正しく使用してください
  8. 楽器のまわりで遊ばないでください
  9. 故障状態を放置しないでください
  10. 地震のときには、楽器から離れてください
  11. お子様による誤飲に注意してください
  12. 大音量による聴覚障害に注意してください
  13. 水濡れに注意してください
  14. 電源アダプターや電源コードは正しく取り扱ってください
  15. 電池は正しく取り扱ってください

1. 楽器の設置と移動には注意してください

  • 段差のある床や強度不足の床に設置しますと、不安定になったり、転倒したりするおそれがあります。
  • 楽器を移動する際は、必ず電源コードなどの接続ケーブルをすべて楽器から外した上で行ってください。外れないコードは、まとめるなどして引きずらないようにしてください。コードを傷めたり、けがをしたりすることがあります。
  • 楽器を移動する際は、引きずらないでください。脚部の破損や楽器の転倒のおそれ、また床を傷つけることがあります。
  • 車輪(キャスター)が備えられた楽器を移動する際は、滑らかな平坦面でのみ、ゆっくりと行ってください。傾いた所や凹凸のある所では車輪を利用した移動は行わないでください。楽器が止まらなくなって壁にぶつかったり、脚部が破損したり楽器が転倒したりするおそれがあります。

2. 組み立ては取扱説明書をよく読み手順通りに行ってください

  • 組み立ては取扱説明書をよく読み、指定された手順通りに行ってください。手順を間違えるとネジを締めることができない、楽器が歪んでぐらつきが生じるなど転倒に至るおそれがあります。

3. ネジはしっかり締め付け、ゆるみに注意してください

  • 楽器や椅子の組み立て時には、固定用ネジをしっかり締め付けてください。締め付けが不十分ですと楽器や椅子の転倒、部品の落下等によるけがの原因となります。
  • 長期間の使用で楽器や椅子のネジがゆるむことがあります。ネジがゆるんだ状態で使用を続けられますと、ネジや部品が脱落したり、楽器や椅子が破損・転倒してけがをしたりするおそれがあります。ゆるんでいる場合はネジを締め直して使用してください。
  • 脱落したネジや部品は、踏んでけがをしたり、小さなお子様が誤って飲み込んでしまったりするおそれがあります。脱落したネジや部品を見つけた時には外れた箇所に取り付け直すか、お子様の手の届かないところに保管した上で、お買い上げ店または本ページ最下部のリンク先の楽器別、修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口に点検・修理をご依頼ください。

4. 鍵盤蓋(キーカバー)の開閉は両手で静かに行ってください

  • 鍵盤蓋(キーカバー)を開閉するときは、両手で静かに行い、途中で手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、鍵盤蓋(キーカバー)の端と本体の間に手や指を挟まないよう注意してください。
  • 回転式の鍵盤蓋(キーカバー)では他の人が鍵盤蓋(キーカバー)に触れて倒さないように注意してください。
  • 現在販売されているほとんどの回転式の鍵盤蓋(キーカバー)には手を離しても鍵盤蓋(キーカバー)がゆっくり閉まる「ソフトランディング機構」が備えられておりますが、「ソフトランディング機構」が備えられていない楽器では特に手や指を挟まないよう注意してください。

5. 屋根の開閉は操作手順に沿ってゆっくり静かに行ってください

  • グランドタイプのハイブリッドピアノの屋根の開閉は必ず大人が注意して行ってください。屋根は重いので手や指を挟むとけがをするおそれがあります。
  • 屋根が開いているときは下に頭や体を入れないでください。万一、屋根が落下した場合に頭や体を挟んでけがをするおそれがあります。
  • 屋根が開いているときは突上棒に触れないでください。突上棒が受皿から外れて、屋根が落下する場合があります。

6. 鍵盤蓋(キーカバー)や鍵盤のすき間から異物を入れないでください

  • 鍵盤蓋(キーカバー)や鍵盤のすき間から金属や紙片などを入れないでください。
  • 鍵盤蓋(キーカバー)を開けるとき、鍵盤蓋(キーカバー)の上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、火災や故障の原因になります。
  • 楽器の内部に物を落としてしまった場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグ/アダプターをコンセントから抜いた上で(電池を使用している場合は、電池を本体から抜いた上で)、お買い上げ店または本ページ最下部のリンク先の楽器別、修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口に点検をご依頼ください。(有償修理)

7. 楽器の椅子は正しく使用してください

  • 椅子で遊ばないでください。椅子から転落したり、椅子が転倒したりしてけがをするおそれがあります。
  • 椅子を踏み台に使わないでください。転倒してけがをするおそれがあります。
  • 椅子のナットやネジがゆるんだままで使わないでください。椅子が壊れてけがをすることがあります。ガタツキが生じている部分のナットやネジを締め直して使用してください。
  • 背もたれがない椅子では小さなお子様の後方への転倒に注意してください。
  • 椅子を設置する時は水平を保つようにしてください。水平が保たれない状態で設置されますと、本体の歪み、可動部の不良の原因になります。また、転倒などによりけがをするおそれがあります。
  • 長年のご使用により板の剥がれや変形、溶接部の異変が見られた場合は使用を止め、お問い合わせ先までご相談ください。そのまま使い続けますと、使用中に椅子が破損し、転倒などによりけがをするおそれがあります。

8. 楽器のまわりで遊ばないでください

  • 楽器に登ったり下で遊んだりしないでください。滑り落ちたり頭をぶつけたりしてけがをするおそれがあります。
  • 楽器に寄りかかったり腰掛けたりしないでください。楽器が転倒したり、不意に動いたりしてけがをするおそれがあります。

9. 故障状態を放置しないでください

楽器や関連備品の故障状態を放置すると思わぬ事故が発生することがあります。

  • 本体や周辺機器から異常な臭いや煙が出たらすぐに電源スイッチを切り、電源プラグや電源アダプターをコンセントから抜いてください。(電池を使用している場合は、電池を本体から抜いてください。)感電や火災、または故障のおそれがあります。
  • 電源コードなどの被覆剥けを放置したり、ビニールテープなどで応急修理したりすると、感電したり、発煙・発火に至ることがあります。
  • 鍵盤蓋(キーカバー)のソフトランディング機構が劣化や故障していると勢いよく鍵盤蓋(キーカバー)が閉じ、手指を挟むことがあります。

故障に気づかれたら直ちに、お買い上げ店または本ページ最下部のリンク先の楽器別、修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口に点検・修理をご依頼ください。

10. 地震のときには、楽器から離れてください

  • 地震のときは楽器から離れてください。地震の強い揺れで楽器が動いたり、転倒したりすることがあります。
  • 楽器の下に隠れたり、揺れる楽器を体で支えたりしないでください。楽器が倒れ、けがをするおそれがあります。

11. お子様による誤飲に注意してください

  • 電池、SDカード、USBメモリーなどは子供の手の届くところに置かないでください。お子様が誤って飲み込むおそれがあります。誤って飲み込んだ場合は、ただちに医師にご相談ください。

12. 大音量による聴覚障害に注意してください

  • 楽器をヘッドフォンや他の音響機器などと接続する場合は、すべての楽器や機器の電源を切った状態で行ってください。大音量による聴覚障害や、感電または機器の損傷の原因になることがあります。
  • 電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器のボリュームを最小にしてください。さらに、演奏を始める場合もボリュームを最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げていき適切な音量にしてください。大音量による聴覚障害や、機器の損傷の原因になることがあります。

13. 水濡れに注意してください

  • 楽器の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かないでください。
  • 浴室や雨天時の屋外など、雨や雪、水のかかるところ、または湿気の多いところでは、楽器や周辺機器、電源アダプターなどを設置したり、使用したりしないでください。

楽器や周辺機器、電源アダプターなどの内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原因となります。入った場合はすぐに電源スイッチを切り、電源プラグ/アダプターをコンセントから抜いた上で、お買い上げ店または本ページ最下部のリンク先の楽器別、修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口に点検・修理をご依頼ください。

14. 電源アダプターや電源コードは正しく取り扱ってください

「電源アダプター/電源コードを安全にお使いいただくために」をご参照ください。

15. 電池は正しく取り扱ってください

電池を使用する楽器における電池の取り扱いについては、「電池を安全にお使いいただくために」をご参照ください。

【お問い合わせ先】

点検・修理に関するお問い合わせ・ご依頼窓口はこちらでご確認ください。