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jet会員のご紹介~私たちのステキな先生~

月刊エレクトーン 2019年6月号 月刊エレクトーン
2019年6月号

全国にあるjet会員の個人宅教室を訪ね、エレクトーン指導の独自の工夫やエレクトーンへの想いをインタビュー。今月は福岡県大野城市から、黒岩久美子先生(ヤマハミュージックリテイリング 福岡店支部)の音楽教室におじゃましました。

2019年6月号 黒岩久美子先生(ヤマハミュージックリテイリング 福岡店支部)

PROFILE (くろいわ・くみこ) 茨城県出身、福岡県大野城市育ち。3歳の頃から自宅にあったエレクトーンに親しみ、小学校高学年のときにはエレクトーン講師の道を志す。高校卒業後、音大に行けなかったことから音楽の道を諦め医療関係の職に就くが、どうしても夢を諦めきれず仕事をしながら指導グレードを取得しエレクトーン講師(YE)に。エレクトーン歴は47年。出産や子育て、愛娘の病気や夫の交通事故など不運が重なり一時期は生徒数が激減するが、jetで出会ったベテランの先生から教室作りについて刺激を受けて一念発起。生徒数も2年間で15名から60名まで急増。今年からjet支部の運営委員に任命される。

年一度、保護者の方と個人面談を行い生徒さんの成長を一緒に見守っています

最寄りはJR九州鹿児島本線の大野城駅。大野城市は国指定特別史跡である大野城跡や水城跡、日本で初めて出土した貨布など、史跡や文化財が数多く存在。最寄りはJR九州鹿児島本線の大野城駅。大野城市は国指定特別史跡である大野城跡や水城跡、日本で初めて出土した貨布など、史跡や文化財が数多く存在。

JR大野城駅より徒歩3分。マンションの一室に「音楽教室Le Lien(ルリアン)」はある。編集部を迎え入れてくれたのは、思わず胸襟を開いてしまうような笑顔と、明快な話し声が魅力の黒岩久美子先生。約60人の生徒を抱える人気教室だが、小学校高学年の頃にはエレクトーン講師が将来の夢だった。
「音楽を始めたのは3歳の頃。商売人の父が音楽好きで、家にエレクトーンやアコーディオン、ハーモニカなどがあったんです。父の歌う演歌が好きで、歌の伴奏をひたすら弾かされていました(笑)。“次はこれを弾いて”って、譜面はあったけど初見で弾くような感じで。そのおかげでコードはかなり身につきました」

3歳から個人レッスンに通い、小学校低学年の頃から遊びで従兄弟や近所の友達にエレクトーンを教えていた。楽典のテストを作成したり、教えるために理論を勉強したり、幼少の頃から指導者としての才能を開花させていく。中学校に入るとヤマハの先生からピアノとエレクトーンを学び、高校時代は漫画『愛の歌になりたい』の影響で4つのバンドを掛け持ちするほどバンドに傾倒。ハードロックからフュージョンまで多彩なジャンルに触れ、音楽的な感性を育んでいく。
「高校卒業後は上京して音大に通いたかったんですけど、自営業をしていた実家の経営が厳しくなって夢を諦めることに。医療関係の会社に就職しましたが、どうしても先生になる夢が諦められなくて、自分を追い込むためにHS-8とDX-7をローンで購入して、働きながら指導とピアノ演奏のグレードを取得しました」

ELS-02Cと電子ピアノのある第1教室。ELS-02Cと電子ピアノのある第1教室。

玄関先に飾られたキャンドルライトやフラワーアレンジメントが生徒をお出迎え。玄関先に飾られたキャンドルライトやフラワーアレンジメントが生徒をお出迎え。

グランドピアノが置かれた第2教室はアビテックスで防音完備。グランドピアノが置かれた第2教室はアビテックスで防音完備。

玄関先に飾られた陶器のプレート。教室名の“ルリアン”には“人とのご縁を大切に”という意味が込められている。玄関先に飾られた陶器のプレート。教室名の“ルリアン”には“人とのご縁を大切に”という意味が込められている。

頑張りに応じてポイントが貯まり、100ポイント貯まるごとに回せるガチャガチャ。みんな楽しみにしているそう。頑張りに応じてポイントが貯まり、100ポイント貯まるごとに回せるガチャガチャ。みんな楽しみにしているそう。

教室の掲示板には、お誕生日おめでとうのメッセージや練習がんばったで賞も!教室の掲示板には、お誕生日おめでとうのメッセージや練習がんばったで賞も!

教室の待合コーナー。レッスン待ちも居心地が良さそう!教室の待合コーナー。レッスン待ちも居心地が良さそう!

原点はエレクトーンなのでそれは忘れてはいけない

エレクトーン講師を経てjetに入会。口コミで生徒は50名ほどに増え、結婚、子宝にも恵まれ順風満帆に思えたが、愛娘の病気や夫の交通事故など不幸な出来事が重なり、講師を辞めようか自問する日々が続く。
「ある日、jetに顔を出したら新しい先生に出会って。丹精を込めた教室作りに感銘を受けて、その方との出会いがきっかけで、いろんな先生のブログとかメルマガを読んで勉強し、案内を作成するためにパソコン教室に通ってワードとエクセルを習得。セミナーを受けるために東京まで足を運ぶことも。ネットでデザイナーを探して、ホームページや音楽教室のロゴを作成してもらいました。すると入会率が上がり、遠方からも来ていただけるようになったんです」

改良を重ねながら3~4年かけて作成した、生徒全員に配る“レッスンノート”は、生徒はもちろん保護者からも高い評価を得ている。遊び心があり、ゲーム感覚で楽しみながら上達するための工夫が随所に散りばめられている。コミュニケーションにおいては、保護者との信頼関係を大切にしているそう。
「年に一度、保護者の一人ひとりと面談を行なっています。お子さんの成長や将来のことを心配する親御さんが多いのですが、私は“絶対に芽が出て花咲きますから、任せてください!”とはっきり言うんです(笑)。すると、すごく安心してくださる。それは長い指導歴と、いろんな生徒を見てきた賜物だと思っています」

絶えず学びの姿勢を忘れず、毎年新たなことにチャレンジ。優れた教室経営は、商売人だった父親譲りかもしれない。
「原点はエレクトーンなので、それは自分の中で忘れてはいけないと思っているんです。jetの定例会に参加して、エレクトーンのことやセミナー、演奏を聴くとすごく刺激をもらえます。エレクトーンはこれからも進化し続けるので、まだまだ楽しみたいですね」

2018年8月、大野城まどかぴあ小ホールにて行われた発表会の様子。発表会は2年に1度行われ、アンサンブルやカップスを披露する。2018年8月、大野城まどかぴあ小ホールにて行われた発表会の様子。発表会は2年に1度行われ、アンサンブルやカップスを披露する。

年3回、各学期ごとに開催されるグループレッスンは小学生以下が対象。3年生はみんなで楽典を勉強中(左)。幼稚園児のクラスではハンドベルに挑戦(右)!年3回、各学期ごとに開催されるグループレッスンは小学生以下が対象。3年生はみんなで楽典を勉強中(左)。幼稚園児のクラスではハンドベルに挑戦(右)!

毎年12月に行われるクリスマスミニコンサート。サンタ役は何とご主人(左)。自宅のリビングにてお菓子パーティ。みんないい笑顔(右)!。毎年12月に行われるクリスマスミニコンサート。サンタ役は何とご主人(左)。自宅のリビングにてお菓子パーティ。みんないい笑顔(右)!。

2015年12月、高齢者施設で行われたコンサート。2015年12月、高齢者施設で行われたコンサート。

2018年8月、なみきホールにて行われた『あなたとエレクトーンコンサート』。2018年8月、なみきホールにて行われた『あなたとエレクトーンコンサート』。

月刊エレクトーン2019年6月号より 写真提供/jet本部 文/編集部