ページ内移動リンク


jet会員ホームページ

jet会員のご紹介~私たちのステキな先生~

月刊エレクトーン 2021年1月号 月刊エレクトーン
2021年1月号

全国にあるjet会員の個人宅教室を訪ね、エレクトーン指導の独自の工夫やエレクトーンへの想いをインタビューします。今月は大阪府箕面市から、山田恵理先生(玉田ピアノ商会支部)の『えり音楽教室』におじゃましました。

2021年1月号 山田恵理先生(玉田ピアノ商会支部)

PROFILE (やまだ・えり)大阪府出身。3歳より玉田ピアノ商会にてヤマハ音楽教室に入会。ジュニア科終了後、個人レッスンをスタート。小学校5年生の頃から『エレクトーンステージ』のソロやアンサンブルに出演。中学校時代は吹奏楽部でトランペットを担当。高校時代はバンドを結成し、キーボードやベースなどさまざまな楽器に触れる。高校卒業後、保育学科のある大学に進学し、保育実習などを経て幼児レッスンの基礎を築く。大学卒業後はイベントでの演奏のほか、冠婚葬祭会場でエレクトーンを演奏。その後、先生からの勧めもありjetに入会。指導を始める。

山田恵理先生(玉田ピアノ商会支部)

指導のモットーは、意欲ある生徒を育てること心から音楽を楽しんでほしい気持ちが第一です

箕面山周辺に位置する国定公園にある“箕面大滝”は、日本の滝100選に選定。滝の姿が農具の箕に似ていることから箕面大滝と呼ばれ、地名もこの滝に由来していると言われている。箕面山周辺に位置する国定公園にある“箕面大滝”は、日本の滝100選に選定。滝の姿が農具の箕に似ていることから箕面大滝と呼ばれ、地名もこの滝に由来していると言われている。

箕面市を南西に流れる箕面川よりほど近い場所にある『えり音楽教室』。2019年に実家を音楽教室として改装。防音室完備、音の響きを良くするための天井改築、ステージをイメージしやすいスポットライトの設置、緊張を和らげるための色つきの壁など、生徒目線のこだわりの設備を備えている。山田先生が音楽を始めたのは3歳の頃。ジュニア科修了後、エレクトーン個人レッスンへ。小学校2年生7歳から28歳まで同じ先生に師事し、人間的・精神的にも関わっていける先生になりたいと思うようになった。
「小学校2年生7歳から26歳まで『エレクトーンステージ』に参加するまで、私は何の特徴もない子どもでした。勉強もあまり好きではなくて。でも、初めて入賞してからは自分に自信を持つようになり、曲を自分のものにするためにはどうしたらいいか、考える機会を与えていただきすごく勉強になったと思っています」

中学時代は吹奏楽部でトランペットを担当。エレクトーンの音作りにも役立ち、また、顧問が音楽記号や楽譜上の音を伝えるために的確な擬音とユニークな例えで表現する先生だったため、今も子どもの生徒に教える時にとても役立っているという。また、高校時代には友達3人でバンドを結成。3人のうち2人がエレクトーンを習っていたこともあり、交代でさまざまな楽器を経験する。大学は保育学科に進み、子どもの興味の対象などを深く知るきっかけとなった。これらすべては、“指導の基礎を築くための音楽体験”だったそう。
「卒論のテーマは『音楽と子供の関係』。先生の幼児科の授業などを見学させていただき、声色だったり話し方、話すスピードを変えたり、それによって子どもがどのような反応をするか、どう影響を与えるのかを研究しました。保育学科で勉強したことは、幼児の指導に大変役立っています」

教室にはELS-02C、D-DECK、EL-900m、アップライトピアノなどを常設。教室にはELS-02C、D-DECK、EL-900m、アップライトピアノなどを常設。

自宅外観。自宅外観。

『えり音楽教室』の大きな看板が目を引く。『えり音楽教室』の大きな看板が目を引く。

玄関ドアには、音符をモチーフにしたかわいらしい飾り付けが。玄関ドアには、音符をモチーフにしたかわいらしい飾り付けが。

音楽トランプとリズム打ちの練習で使う小物の楽器。音楽トランプでは神経衰弱やババ抜きなどをしながら、強弱記号や音符の名前などを覚えてもらう。音楽トランプとリズム打ちの練習で使う小物の楽器。音楽トランプでは神経衰弱やババ抜きなどをしながら、強弱記号や音符の名前などを覚えてもらう。

エレクトーンの音色でギター系や金管楽器などが出てきた時、その楽器をイメージしやすいよう、実際に触れてもらったり目の前で弾いて音が出る仕組みを理解してもらう。エレクトーンの音色でギター系や金管楽器などが出てきた時、その楽器をイメージしやすいよう、実際に触れてもらったり目の前で弾いて音が出る仕組みを理解してもらう。

目指すランクを自分で選び挑戦できるようにしている

卒業後はイベントで演奏したり、音楽事務所に所属し冠婚葬祭会場でエレクトーンを演奏。経験豊富なプレイヤーや元タカラジェンヌの方などの研修を受ける機会を得て、演奏の向上はもちろん、見てもらえるプレイ、ステージ上での振る舞いなどを勉強。その後、jetに入会し指導を始める。
「jetに入会したのは5年前。最初は右も左もわからない状態でしたが、支部のアドヴァイザリースタッフに優しく教えていただきましたし、わからないことでも恥ずかしがらずに質問できる環境を作ってくださいました。指導のモットーは“意欲のある生徒を育てること”。自発的な子と、そうでない子は吸収する早さが全然違うことに気づいたんです。心から音楽を楽しんでほしいという気持ちが第一で、そのためには自発的に向き合ってくれるような指導をと、宿題にもいくつかのランクを作り、目指すランクを自分で選んで挑戦できるようにしています。枠を決めずに“自分で決めてやっておいで”が、うちの教室のスタンスです」

パソコンやインターネットにも造詣が深く、12月には年に一度の発表会兼クリスマス会をYouTubeにて限定公開予定。さらに、幼稚園やデイサービスなど地域での音楽活動にも積極的。その熱量は、地域活動のためにD-DECKと車を購入するほどだ。
「地域活動をしたいなと思って、後戻りできないようまずは道具を揃えました。エレクトーンバカなんです(笑)。でも、演奏活動の中でお客さんからいただくお言葉が一番嬉しいですね。音楽をされている方は先入観を持って見ることが多いと思うんですけど、そうでない方のほうが音楽を鋭く捉えることも多いです。新鮮な感想をいただけたり、固定観念を壊してくださるので、視野を広げさせていただいております」

豊中市立ローズ文化ホールにて行われた『Tama.T.C 合同発表会』。Tama.T.Cは“玉田ピアノティーチャーズサークル”の略。写真上は2019年8月(山田先生は中段右)、写真下は2020年9月(上段右から2番目)に行われた時のもの。豊中市立ローズ文化ホールにて行われた『Tama.T.C 合同発表会』。Tama.T.Cは“玉田ピアノティーチャーズサークル”の略。写真上は2019年8月(山田先生は中段右)、写真下は2020年9月(上段右から2番目)に行われた時のもの。

毎年12月に行われる個人発表会はクリスマス会を兼ねて(写真は2018年の時のもの)。今年度は教室でそれぞれ録音・撮影をし、ひとつの動画にしてYouTubeにて限定公開。毎年12月に行われる個人発表会はクリスマス会を兼ねて(写真は2018年の時のもの)。今年度は教室でそれぞれ録音・撮影をし、ひとつの動画にしてYouTubeにて限定公開。

クリスマスパーティーで演奏する山田先生。クリスマスパーティーで演奏する山田先生。

ショッピングセンター“キューズモール”にて、乳幼児を対象とした野外イベントで演奏を披露する山田先生。通りすがりの人の足を止める選曲を意識。エレクトーンを知らない一般客の反応には、勉強になる部分が多いという。ショッピングセンター“キューズモール”にて、乳幼児を対象とした野外イベントで演奏を披露する山田先生。通りすがりの人の足を止める選曲を意識。エレクトーンを知らない一般客の反応には、勉強になる部分が多いという。

デイサービスにて演奏する山田先生。音楽が始まると、利用者の目が輝き口ずさんだりと、表情が豊かになるため音楽の力を感じるそう。デイサービスにて演奏する山田先生。音楽が始まると、利用者の目が輝き口ずさんだりと、表情が豊かになるため音楽の力を感じるそう。

月刊エレクトーン2021年1月号より 写真提供/jet本部 文/編集部