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jet会員のご紹介~私たちのステキな先生~

月刊エレクトーン 2020年11月号 月刊エレクトーン
2020年11月号

全国にあるjet会員の個人宅教室を訪ね、エレクトーン指導の独自の工夫やエレクトーンへの想いをインタビューします。今月は岩手県盛岡市から、岩舘倫代先生(東山堂支部)の音楽教室におじゃましました。

2020年11月号 岩舘倫代先生(東山堂支部)

岩舘倫代先生(東山堂支部)

PROFILE (いわだて・みちよ)岩手県盛岡市出身。4歳から個人の教室でエレクーンを習い始める。音楽療法士というもうひとつの顔を持つ恩師のもと、障がいがある人もそうでない人も、ともに笑顔になる温かい雰囲気の発表会を幼少期から経験。専修大学北上福祉教育専門学校 保育科を卒業後、保育園に勤務しながら自主的に音楽療法の講座に足を運ぶ。出産後、jetに入会。そこで出会ったアドヴァイザリースタッフの岩泉先生のもと、演奏・指導グレードを取得。近年、低年齢層の需要が増えていることを感じ、リトミック指導資格を取得。保育士としての経験も生かしながら、1歳からのレッスンや音楽指導を行っている。

保育士の経験や音楽療法、心理学などを活かした子どもの目線で楽しいレッスンを心がけています

岩舘エレクトーン・ピアノ教室へはJR東北本線・仙北町駅より車で4分。近くには盛岡城跡公園(写真)や石割桜、つなぎ温泉、御所湖など多くの観光名所が存在する。岩舘エレクトーン・ピアノ教室へはJR東北本線・仙北町駅より車で4分。近くには盛岡城跡公園(写真)や石割桜、つなぎ温泉、御所湖など多くの観光名所が存在する。

40名もの生徒が在籍し、その主な年齢層は乳幼児から小学校低学年。優しい指導と笑顔が印象的で、生徒のほとんどが口コミで入会するなど、生徒さんはもちろん保護者の方からの信頼も厚い岩舘先生。そんな彼女がエレクトーンを始めたのは4歳の頃。自宅の向かいに個人教室ができたのをきっかけに入会し、自然とエレクトーンを習うように。そして小学校に入ったばかりの頃、人生を左右する恩師と出会うことになる。
「今は音楽療法に専念していてjetは退会されたのですが、当時はjet会員として個人教室をされていた三井和子先生です。さまざまな障がいをお持ちの生徒さんが通っていて、健常者もそうでない方も、みんなが笑顔になるような温かくて素敵な方。大人になり仕事を始めても、ずっとレッスンに通っていました」

その後、専修大学北上福祉教育専門学校 保育科に入学。保育士の資格を取得し、卒業後は保育園に勤務しながら、三井先生の影響もあり音楽療法を学ぶようになる。
「当初は保育園の先生になろうと考えていました。だけど、結婚後に仕事を一旦辞めたのですが、その時期にエレクトーンをたくさん弾く時間があったんです。何を弾いても楽しくて、知れば知るほど夢中になって。エレクトーンだけは楽しくずっと続けてきたので、子どもが生まれても、ずっとエレクトーンのそばでエレクトーンの楽しさを生徒さんに指導する仕事がしたいという思いが強くなったんです」

広々とした明るい教室にはELS-02Cとグランドピアノが置かれている。広々とした明るい教室にはELS-02Cとグランドピアノが置かれている。

音符とリーフモチーフの装飾がかわいらしい看板が目印。音符とリーフモチーフの装飾がかわいらしい看板が目印。

年少さん前の生徒さんのレッスンの様子。1~2歳の生徒さんとは、リトミック要素を取り入れて体全体でリズムを表現し、イメージを持ちながら鍵盤に触れてもらっている。年少さん前の生徒さんのレッスンの様子。1~2歳の生徒さんとは、リトミック要素を取り入れて体全体でリズムを表現し、イメージを持ちながら鍵盤に触れてもらっている。

毎年開催している教室でのクリスマス会。1年間の感謝の気持ちを込めて、生徒さんをおもてなし。一日のうち3回に分けて開催し、年齢に合わせたゲーム等をして交流を深めている。毎年開催している教室でのクリスマス会。1年間の感謝の気持ちを込めて、生徒さんをおもてなし。一日のうち3回に分けて開催し、年齢に合わせたゲーム等をして交流を深めている。

教室の小物類。教室の小物類。

エレクトーンは音楽の世界を広げるためのツール

自宅で教えたいという気持ちも現実的になってきたところ、東山堂支部のアドヴァイザリースタッフである岩泉先生と出会い、出産後、jetに入会。演奏・指導グレードを取得したのちに『岩舘エレクトーン・ピアノ教室』を開校。最初は保育園や幼稚園勤務をしながら教えていたが、評判が口コミで広がり、今は音楽教室に専念。教室を始めるにあたって、“こんな教室にしたい”という明確なビジョンがあったようだ。
「保育園に勤務したりと小さい子と関わることが多く、発達や心理学を勉強していたので、それを強みに子どもの状態や目線に合わせたレッスンができたらいいなと思っていました。エレクトーンは、音楽の世界を広げて楽しむためのツールとして重宝しています」

ソルフェージュ指導を大切にしながら、小さい生徒さんも歌った曲をエレクトーンで音色を選んで弾くなど親しんでいる。1歳からレッスンをスタートした生徒さんもいるのだとか。
「地域活動として、子育てを応援するボランティア団体『ハピママコープ』では0~3歳向けのリトミックを指導しているのですが、そこで興味を持ってくれて入会していただいた生徒さんもいます。現在は3歳になり鍵盤を始めていますが、リトミックからアイディアをもらいながら、例えば強弱を教える時も雨になぞらえて、ポツポツ降る雨は弱いから手首からだよとか、強い雨だと腕全体を使うよとか、子ども目線だと楽しく積極的に話を聞いてくれます。小さい時から、音楽の優しい音を感じることは情操教育になりますし大事ですよね」

保育や音楽療法など、これまで学んできた集大成が指導という形で結実。しかし、向上心は決して衰えることはなく、4歳から現在に至るまで途切れることなくレッスンに通っている。
「言葉で表現するのは難しいですが、ここをちゃんと弾けたらカッコいいなとか、このフレーズは美しく弾きたいなとか、生徒に与えるのと同じで、私自身もっとキレイに弾きたいという思いがあります。エレクトーンは、突き詰めれば突き詰めるほど終わりがありません。その学びを生徒さんに還元できるように、これからも研究して多くのことを学びたいと思います」

jet吉田真紀子先生との合同発表会。パイプオルガンをバックに、EFのアンサンブルやコンクールの曲も披露しながら、生徒さん一人ひとりが生き生きと演奏している。jet吉田真紀子先生との合同発表会。パイプオルガンをバックに、EFのアンサンブルやコンクールの曲も披露しながら、生徒さん一人ひとりが生き生きと演奏している。

2018年、EFアンサンブルに出場した生徒さんと。4人が大好きな曲〈美女と野獣〉を演奏。2018年、EFアンサンブルに出場した生徒さんと。4人が大好きな曲〈美女と野獣〉を演奏。

昨年のEFの様子。アンサンブルの楽しさに出会い、仲間とのつながりも深まるという。昨年、3回目の出場を果たした。2回目の出場では、3チームのうち1チームが銀賞を受賞。昨年のEFの様子。アンサンブルの楽しさに出会い、仲間とのつながりも深まるという。昨年、3回目の出場を果たした。2回目の出場では、3チームのうち1チームが銀賞を受賞。

アレンジステージの聴き合い会。今年は加藤清夏先生とのアンサンブルを演奏。アレンジステージの聴き合い会。今年は加藤清夏先生とのアンサンブルを演奏。

東山堂支部の仲間と。コロナ禍の中、月例研修会で集まれることに感謝。東山堂支部の仲間と。コロナ禍の中、月例研修会で集まれることに感謝。

昨年、東山堂支部『サウンドカーニバル』終了後の集合写真。支部研究会で『サウンドカーニバル』について取り組み、リーダーを務めた。オープニングでは、研究会メンバーの宮下弥生先生の生徒さんたちと加藤清夏先生とのアンサンブルで大盛り上がり。昨年、東山堂支部『サウンドカーニバル』終了後の集合写真。支部研究会で『サウンドカーニバル』について取り組み、リーダーを務めた。オープニングでは、研究会メンバーの宮下弥生先生の生徒さんたちと加藤清夏先生とのアンサンブルで大盛り上がり。

月刊エレクトーン2020年11月号より 写真提供/jet本部 文/編集部