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jet会員のご紹介~私たちのステキな先生~

月刊エレクトーン 2020年10月号 月刊エレクトーン
2020年10月号

全国にあるjet会員の個人宅教室を訪ね、エレクトーン指導の独自の工夫やエレクトーンへの想いをインタビューします。今月は兵庫県姫路市から、栗原英子先生(文化堂支部)の音楽教室におじゃましました。

2020年10月号 栗原英子先生(文化堂支部)

PROFILE (くりはら・えいこ)宮城県仙台市出身。幼児期に音楽教室に入会。小学校4年生から中学校3年生まで個人レッスンでピアノを習う。高校卒業後に上京し、英語の専門学校へ。卒業後、旅行会社に勤務。仕事帰りのバス停が楽器店の前にあり、“もう一度音楽がやりたい”とエレクトーンを習い始める。1年半後、結婚を機に兵庫県相生市に移住。出産後、ETC(エレクトーンティーチャーズサークル)、YE(ヤマハエレクトーン講師)を経てjetに入会。jet歴は26年。周辺地域での音楽イベントを制作・開催する団体“相生On楽工房”のメンバーで、幼稚園訪問や地元のお祭りでの演奏など、地域活動も積極的に行っている。また、相生市教育委員会の教員委員も務めている。

栗原英子先生(文化堂支部)

自分自身、音楽を楽しめる人間であることが幸せ音楽を楽しめる子どもたちをたくさん育てたい

瀬戸内海が一望できる“万葉岬”までは車で10分ほど。万葉集の山部赤人にも歌われた絶景で、淡路島や小豆島も見ることができる。瀬戸内海が一望できる“万葉岬”までは車で10分ほど。万葉集の山部赤人にも歌われた絶景で、淡路島や小豆島も見ることができる。

万葉集の歌人も愛した万葉岬からほど近い場所、兵庫県は相生市にて音楽教室を約40年にもわたり営んでいる栗原英子先生。音楽を広めるための地域活動も積極的に行い、とにかく前向きで率先して場を盛り上げるエネルギッシュな人柄は、生徒はもちろん音楽仲間からも絶大な信頼を得ている。そんな栗原先生がエレクトーンに出会ったのは中学生の頃。
「生まれは仙台なのですが、中学校の管弦楽部の時にエレクトーンが1台ありまして、本当はすごく弾きたかったけど、担当で演奏する人がいたので弾けませんでした。高校卒業後は上京して東京の専門学校に通い、旅行会社で数年勤めたあとに仙台支社に異動になり地元に戻ったんです。仕事帰りのバス停が楽器店の前にあったのですが、エレクトーンの看板を見て“もう一度音楽をやりたい”と決心してエレクトーンを習い始めました」

幼児期に音楽教室に入会し、小学校4年生から中学校3年生まで通ったピアノの個人レッスンのほか、鼓笛隊ではベルリラ(グロッケン)、管弦楽ではアコーディオンを担当するなどたくさんの楽器に触れてきたが、エレクトーンへの想いは特別だった。
「その頃はずっと楽器から離れていましたが、鍵盤をやりたいという気持ちが消えなくて、いてもたってもいられず自分のお給料で通うことに。20代前半だったけど、念願のエレクトーンを始められて本当に楽しかったですよ。ずっと続けたかったけど、1年半後に結婚して、それを機に兵庫県に移り住むことに。でも、音楽から離れるつもりはまったくありませんでした」

教室にはELS-01C、ELC-02、アップライトピアノが。幼稚園や相生市の行事など、エレクトーンを持ち運ぶことも多いためカジュアルモデルが重宝している。教室にはELS-01C、ELC-02、アップライトピアノが。幼稚園や相生市の行事など、エレクトーンを持ち運ぶことも多いためカジュアルモデルが重宝している。

教材として用いている“ぷっぷるのおんぷカード”と、クラシック界を代表する作曲家たちの肖像画。教材として用いている“ぷっぷるのおんぷカード”と、クラシック界を代表する作曲家たちの肖像画。

自宅玄関に掲げられた『栗原エレクトーン教室』の看板。相生市に引っ越したばかりで知り合いがいなかった頃、この看板を見た地元の合唱団(ママさんコーラス)が伴奏を依頼。その伴奏を始めて、もう40年が経つ。自宅玄関に掲げられた『栗原エレクトーン教室』の看板。相生市に引っ越したばかりで知り合いがいなかった頃、この看板を見た地元の合唱団(ママさんコーラス)が伴奏を依頼。その伴奏を始めて、もう40年が経つ。

自分を救ってくれたのは音楽でありエレクトーン

ヤマハ特約店である文化堂支部の指導者養成コースに入るも、妊娠出産で一時中断。子育てがひと段落した33〜34歳頃から、jetの前身であるETCに誘われて指導を始める。そんな中、jetのことを本誌を見て知り、すぐに入会への気持ちが募った。
「『月刊エレクトーン』にjetという組織のことが書いてあって、当時の私の状況にぴったりだなと。いつこちらのほうに支部ができるのか問い合わせて、できたタイミングですぐに入会しました。私は特に音楽を専門に勉強してきたわけではないのですが、自分自身が音楽を楽しめる人間であることがすごく幸せだと思っていたので、音楽を楽しめる子どもたち、音楽好きをたくさん育てたいと思っていました。今は教室を卒業した生徒の子どもも入ってくれて、そうやって戻ってきてくれるのはすごく嬉しいですね」

中学生の頃から英語も好きだったという栗原先生は、現在ECCジュニアの先生もしている。“発音やリズムなど、英語と音楽はとても近く感じます”と話すように、英語の指導にも音楽が活きており、実際に6年前から音楽と英語とリトミックのプログラムを作り幼稚園訪問を実施。その真摯な姿勢が評価され、相生市教育委員会の教員委員にも任命。現在は、相生ペーロン祭や羅漢の里もみじまつりといった相生市の行事での演奏、年に1回の発表会、サウンドカーニバル、クリスマス会など、人とのつながりを通じて音楽の輪を広げている。
「結婚で誰も知り合いがいない土地に来た時、救ってくれたのも音楽でした。看板を見た地元の合唱団(ママさんコーラス)が、伴奏を頼んで来てくださったのです。その伴奏を始めてから、もう40年。合唱団のつながりから、たくさんの音楽友達も増えました。自分を救ってくれたのは音楽でありエレクトーン。そんな一生寄り添ってくれるエレクトーンは自分の宝物です」

毎年、山の日(8月1日)に行われる発表会『ジョイフルコンサート』は、4〜5人の先生とともに合同で開催。写真は2017年のもの。毎年、山の日(8月1日)に行われる発表会『ジョイフルコンサート』は、4〜5人の先生とともに合同で開催。写真は2017年のもの。

2016年4月17日、相生市文化会館 扶桑電通なぎさホールにて行われた開館記念イベント。この時にアレンジした〈相生市歌〉は、さまざまなイベントで演奏し喜ばれている。2016年4月17日、相生市文化会館 扶桑電通なぎさホールにて行われた開館記念イベント。この時にアレンジした〈相生市歌〉は、さまざまなイベントで演奏し喜ばれている。

2019年8月に行われた『ジョイフルコンサート』での講師による演奏。今年は万全のコロナ対策を講じた上で開催された。2019年8月に行われた『ジョイフルコンサート』での講師による演奏。今年は万全のコロナ対策を講じた上で開催された。

2014年5月25日に行われた『相生ペーロン祭』では野外ライブを開催。播州路に初夏を告げる一大イベントで、ペーロン競漕や陸上パレードなどさまざまな催しがあり、地元の人から長年愛され続けている。2014年5月25日に行われた『相生ペーロン祭』では野外ライブを開催。播州路に初夏を告げる一大イベントで、ペーロン競漕や陸上パレードなどさまざまな催しがあり、地元の人から長年愛され続けている。

地域活動として、地元の幼稚園に赴いてエレクトーンを用いた『お楽しみ会』を行っている。地域活動として、地元の幼稚園に赴いてエレクトーンを用いた『お楽しみ会』を行っている。

年に一度行っている『大人のエレクトーンパーティー』。音楽、そしてエレクトーンでつながる仲間を大切にしている。写真は2019年11月23日に行われた時のもの。年に一度行っている『大人のエレクトーンパーティー』。音楽、そしてエレクトーンでつながる仲間を大切にしている。写真は2019年11月23日に行われた時のもの。

毎年、秋から冬にかけて開催されている『サウンドカーニバル』。ピアノの生徒さんも、エレクトーンが弾ける絶好の機会なので喜んでいるという。写真は2019年の時のもの。毎年、秋から冬にかけて開催されている『サウンドカーニバル』。ピアノの生徒さんも、エレクトーンが弾ける絶好の機会なので喜んでいるという。写真は2019年の時のもの。

月刊エレクトーン2020年10月号より 写真提供/jet本部 文/編集部