各パフォーマンスで使用したテクニックを映像を交えながら解説します。
なお両手で持って演奏する場合のR・Lのボタン操作は、実際は左右それぞれの親指で押す事になります。
アドリブ的なメロディーを使ったHouseチューンです。クラブで多用するトラックのMuteやReLoopを織り交ぜ、中盤でFlangrエフェクトをOn/Offしています。(UserVoice未使用)
動画を見る
R3ボタンを押しながらLEDボタンを押して全体を移調します。
ここでは、元の音程→3半音上→1半音上→元の音程と変更しています。
なおリズム系音色のレイヤーにはトランスポーズはかかりません。
動画を見る
ループポイントを変更する事でリズムパターンに変化を付けます。
まずリズムパートのレイヤーを表示させリズムの進行に合わせてL4ボタンを押しながらループエンドを変更していきます。
元は1小節のリズムパターンですが、それを1小節→1拍→8分音符→16分音符と徐々に細かくしていき、タイミングよくループエンドを元の1小節に戻します。
ここでは1小節→16分音符→1小節という流れも紹介しています。
動画を見る
テノリオンでは全体のミュート機能はありますが、レイヤー単位のミュート機能はないのでレイヤーボリュームを利用します。
パフォーマンスではレイヤー1がリズムパートなので、そこをミュートしています。
ミュートしたいタイミングでR4ボタンを押しながらレイヤー1のいちばん左端のLEDを押します。
これでボリュームが0になるのでレイヤー1がミュートされます。
元に戻したい時は、R4ボタンを押しながら元の位置のLEDを押します。
ここではレイヤー2のベースラインのミュートも紹介していますが、元のボリューム位置を正確に覚えておく事がポイントになります。
動画を見る
演奏中にコーラスエフェクト(Flanger)をかけるテクニックです。
まず事前にコーラスパラメータ(Effect menu/4.Chorus Param)の値を入力し、コーラスタイプ(Effect menu/3.Chorus Type)を NO EFFECTに設定しておきます。
かけ方は演奏中にコーラスタイプの画面を開き、かけたいタイミングでジョグダイアルを下に少し回すとタイプがFranger2に切り替わり、その時点から効果がかかります。
効果を切りたい時は再度NO EFFECTを選択するか、キャンセルボタンでコーラスタイプ画面から抜ける事で実行できます。
実際のパフォーマンスではR5ボタンを押して抜けています。
動画を見る
今回のパフォーマンスには収録されていませんがソロモードでの奏法です。
ソロモードでLEDを押したまま、L3を押しながらオクターブを変更する技です。
実際の操作は右の指で任意のLEDを押さえてから、左親指でL3を押さえてから最初に押した右の指はそのままで、右の空いた他の指でオクターブ変更のLEDを押すという方法で演奏しています。
動画を見る
これもアドリブ的なメロディーを使ったリズミックなチューンです。中盤でRandomモードでパーカッションソロを作り、Soloモードで更にパーカッションを加えています。(UserVoice未使用)
動画を見る
パーカッションソロのレイヤーを作ります。
ランダムモードに事前にパーカッションの音色を設定しておきます。
演奏中にそのレイヤーを選択後、適当に何か図柄を作成するようなつもりでLEDを押していきます。
特にルールはありませんが連続的に押していくのではなく時々押す順番を変えて入力すると、再生時のフレーズの発音タイミングに変化を付ける事ができます。
その後R4を押しながらどこでも良いのでLED上をなぞるとフレーズが回り出し、入力時とは異なるランダムなフレーズになります。
この際なぞるスピードの速さで回転するスピードも決定され、回転を止めるにはR4を押しながらどこでもよいのでLEDを押し続けます。
なおここではクリアボタンを押して瞬時に入力したレイヤーの消去や、リズムパートのミュートも行っていますが、クリアボタンを押す際には、長押ししてしまうと全レイヤーの消去となりますので、使用する場合は十分に気をつけて下さい。
動画を見る
再生中にテンポ変更を行いエンディング等に利用できます。
R2を押すと現在のテンポが縦軸にLED表示されるので、現在の位置よりも右を押せば速く、左を押せば遅くなります。
ここではrit.をかけるように徐々に遅くして終了しています。
動画を見る
使用しているUserVoiceは声のみですが、長めのヴォーカルフレーズも使っています。
その場合は歌っているフレーズを予めパソコン上で0.97秒以下にスライスしておき、それをUser Voice Managerで各LoadボタンにアサインしてUserVoiceを作成します。
今回のパフォーマンスではUserVoiceを使用するスコアモードのループスピード(L5)を2に設定して、1ループを2小節にして再生しています。
動画を見る
ここではLEDをなぞるドローでの入力ではなく、テンポに合わせてLEDを叩いてフィルイン的なフレーズを入れています。
実際のパフォーマンでは演奏中に再生しているブロックを空きブロックにコピーしてからこの奏法を行っています。
コピーの手順はR5を押したままコピーしたいブロックの最下段のLEDを2回押し、次にそのままコピーしたいブロックのLED(どこでも良い)を押します。
動画を見る
通常のドローモードでの演奏ですが、ループスピードの変更でフレーズに変化を付けています。
LEDをなぞってフレーズを入力後、L5を押しながら現在表示された縦軸のLEDの一つ右横のLEDを押します。
これで設定値が元は4でしたが8となり、入力時よりもドローの再生スピードが速くなります。
実際のパフォーマンスではここでも演奏中に再生しているブロックを空きブロックにコピーしてからこの奏法を行っています。
動画を見る
uncTK名義でのdj活動の傍ら選曲業や各種音源制作に携わり、Yamahaでは最新デジタル楽器のコンテンツ制作や新商品の開発をサポート。先日発表されたデジタルパーカッションDTX-MULTI12ではクラブ系のコンテンツ制作を担当するなど現在幅広く活動中。