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- ほんとうに"いたれりつくせり"という印象なんですが、あえてこのDM2000で実現できなかったことを上げるとすれば?

[岡林]
一人で持てるようにできなかった、とか。あ、でもO2R96は持てます(笑)。

[宮脇]
これ、重量と言うより大きさで持てないんですね。重量がO2Rの倍あるとかじゃなくて、ほんのわずか重いぐらいなんですけどね、実は。それほど重量差はないんです。

デジタルミキサーのメリットって、スタジオでよく見かける大きなミキサーのように端っこのチャンネルに、ガーって車のついた椅子を転がしていかなくても、モニターのスイートスポットにいて、基本的にすべてのものが手の届く範囲にある、という点じゃないかと思っています。DM2000もその範疇ですから。

- これからどんな製品を作りたいと考えていらっしゃいますか?

[宮脇]
まさにヤマハに期待していたのはこれだよ、というものを作りたい、とみんなで常々思っています。でも、例えばDX7やO2Rのように、これはすごいよ!というものを短いサイクルでどんどん、というのは難しいかもしれない。

ただ、いつもそれを見据えてものを考えていないと、時代的なチャンスがあったり、我々の持ちうる技術的なものがそういうものにミートするチャンスがあったり、というときを見逃してしまうかもしれない。

そういう意味で、1年、2年というより、もう少し長いスパンで基礎的な技術の部分も含めて、次なるステップはどうあるべきかということを考えながらやっている部分は確かにあります。

一方で、今獲得している技術を少し違った形にして早く出せる、しかもお客様のニーズにきっちりとミートする製品を、ショートレンジの中できっちりとお届けしていきたいな、と思っています。

- なるほど。本日は楽しいお話をどうもありがとうございました。

[宮脇、岡林、濱松]
ありがとうございました。 |
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