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サポート


4. 音の問題が発生した時の調整手順

以下に、プロジェクトフォンを使用した拠点間通話において、音の異常が発生した場合にどのように問題を把握し、聞き易い状態に調整していくかを説明します。ここでは、音の問題が発生した時の調整手順についての説明になりますので、プロジェクトフォン同士は、通話が可能な状態になっているものとします。
拠点1、拠点2、拠点3の3拠点が通話する構成において音の異常が発生した場合を例に、調整手順について説明します。
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(1)音の異常について、発生している問題を把握します。
各拠点で発生している"異常"がすべて同じ現象なのか、異なる現象なのかを明確にします。また、現象が、"ノイズ"なのか"エコー"なのかも確認します。
ノイズ…常に、または、不定期に異音が聞こえる。
エコー…音や声の後にのみ異音が聞こえる。原因となる音や声を発しない状態では異音は発生しない。
(2)プロジェクトフォンの設定値を確認します。
各拠点のプロジェクトフォンがどのような設定になっているかを確認します。確認する設定は、音量、マイク感度、オーディオ入出力レベル(音声ケーブル接続時)、ルームサイズ(エコー除去量)、マイクモードです。
(3)プロジェクトフォンのサウンド設定をデフォルト値にします。
プロジェクトフォンのサウンド設定がデフォルト値と異なる場合は、デフォルト値に変更します。
  • マイク感度、オーディオ入出力レベル: 0.0 dB
  • ルームサイズ(エコー除去量): 大(弱)
  • マイクモード PJP-100H/100UH/50R: ゾーン PJP-50USB: 追尾(すべてのマイクが有効)
上記設定にした後、各使用環境に合せて音量を聞き易い値に変更します。この時音量を最大まで上げても小さいと感じる場合には、対向機器での調整も行いますので、最大値の60~70%程度の値に設定します。
(4)2拠点間でサウンド調整を行います。
2拠点より多い拠点が接続される場合には、拠点の中から2拠点を選択しサウンド調整を行います。
ここでは、最初に、拠点1と拠点2の調整を行うとし、拠点3のプロジェクトフォンはマイクミュート設定で音が入らないようにします。
  • 拠点1と拠点2のサウンド調整
    • 拠点3のプロジェクトフォンはマイクミュート設定で音が入らないようにします。
    • 拠点1と拠点2の音量が十分かを確認します。音量が小さい場合は、最初に自分側のプロジェクトフォンの音量を最大値の60~70%程度の値を限度に上げていきます。
      音量を上げても、相手の声が小さい場合は、対向する拠点のマイク感度を大きくします。例えば、拠点1の音が小さい場合は、拠点2のプロジェクトフォンのマイク感度を上げます。音量とマイク感度の調整を行う時は、実際に会議が行われること想定して、プロジェクトフォンと会議参加者の距離が一番近い場合と一番遠い場合の両方の状態で問題なく会話ができることを確認します。ここで、音量が大きすぎるとエコーやノイズを除去しきれない状態になる場合がありますので大きくなり過ぎないように注意します。
    • 音量調整が終了したら、この状態でエコーが発生しないかを確認します。エコーが発生している場合には対向する拠点のルームサイズ(エコー除去量)の設定を変更してエコーが気にならない状態に変わるかを確認します。例えば、拠点2でエコーが聞こえる場合には、拠点1のプロジェクトフォンのルームサイズ(エコー除去量)の設定を変更します。相互に会話し両拠点でエコーが気にならない状態になるように調整します。
    • 音量およびエコーの調整が終了したら、ノイズが気にならないレベルかどうかを確認します。ノイズが気になる場合、対向拠点で何がノイズの原因となっているかを調査します。ここで、例えば、拠点2のマイクをミュート設定してノイズが発生するかを確認すると、拠点2の環境にノイズ源があるかどうかを調査できます。拠点2のマイクをミュート状態にしてもノイズが消えない時は、ノイズの原因は拠点2のプロジェクトフォン以外にあると判断します。ノイズ源のある拠点が推定できたら、その拠点でエアコンやプロジェクター、コピー機、パソコン冷却ファンなど動作音を発する機器を停止しノイズがなくなるかを確認していきます。ノイズ源がプロジェクターやパソコン冷却ファンなどの場合、最初に設置場所の変更でノイズの影響を排除できるかを検討し、距離を離すなど実際に機器を移動させて状態の変化を確認します。設置場所を変更してもノイズが気になる場合や、設置場所の変更が難しい場合には、プロジェクトフォンのマイク感度を小さくしたり(この時、対向側のプロジェクトフォンの音量を上げて声の聞き易さを確保します)、マイクモードの設定を変更し、収音範囲を制御します。
    • 使用環境によっては、エコーやノイズを完全になくすことが難しい場合があります。このような場合は、若干のエコーやノイズを許容し、通常の声で会話ができる状態を目指して調整します。
  • 拠点1と拠点3のサウンド調整
    • 拠点2をマイクミュート設定にして、拠点3のマイクミュートを解除します。
    • 拠点1と拠点2を調整した手順で、拠点1と拠点3の音量、エコー、ノイズの調整を行います。ここで拠点1の設定は、拠点2との接続で調整されていますので設定変更はなるべく拠点3のプロジェクトフォンに対して施します。
    • 拠点1のプロジェクトフォンの設定変更が必要になった場合には、拠点1と拠点3のサウンド調整が終了した後に再度、拠点1と拠点2のサウンド調整を実施します。拠点1と拠点2のサウンド調整と拠点1と拠点3のサウンド調整を繰り返し、最適な環境を整えます。
  • 拠点2と拠点3のサウンド調整
    • 拠点1をマイクミュート設定にして、拠点2のマイクミュートを解除します。
    • 拠点2と拠点3は、拠点1とのサウンド調整でエコーやノイズの影響を除去していますので、ここでは大きな変更を行わず、音量やマイク感度の僅かな変更のみで環境を整えます。
    • この段階で、拠点2と拠点3の通話に問題が発生し、マイク感度やルームサイズ(エコー除去量)、マイクモードを大幅に変更した場合には再度拠点1とのサウンド調整を行います。
(5)全拠点を接続して状況を確認します。
2拠点間のサウンド調整が終了したら、全拠点のマイクミュートを解除し、すべての拠点で相互に会話をし、音声に問題がないかを確認します。


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