「スポット・ライト」はジャンルを超えて様々な分野で活躍される音楽家をご紹介。今回はピアニストとしてはもちろんのこと、多くのアーティストのプロデューサーを務め、作・編曲家として活躍中の「塩入俊哉」氏をお迎えしました。今まで関わってこられたアーティストや、この5月にリリースされる自身のアルバムについても語っていただきました。
学生音楽コンクールの会場は銀座のヤマハホールでした。大人になってからもトラウマで丸の内線なんか乗るとあの時の極度の緊張感を思い出します。2-3年前にヤマハホールで川井郁子さん、それから西城秀樹さんらとのライブ・コンサートをやらせてもらって、それでようやく呪縛からめでたく解放されましたね。征服したぞってね。このホール、来年は新しくなると聞いているので実は相当うれしいんですよ。(笑)でもせっかく征服できたのにもったいなかったかな?
高校生の時に本選でリストのラ・カンパネラを弾きました。結構自信あったんです。ところが。。。僕の前が小川典子さん、あの人、弦を切ったんですよ!!!それで弦の張替えやら調律やらで時間がかかって、僕の緊張は極限に達してしまって。。。(人のせいにしていけませんが)でも彼女、これで優勝したんですからね(笑)。これで僕の人生変わりました。
次は川井郁子さんとの活動。比較的宮本さんとは二人でやることが多かったけれど、川井さんは色々バンド・メンバーを組んで多彩な音楽を創る人だから一緒に随分議論して物事を創ってました。今一緒にやるミュージシャンは彼女とのコンサートで出会った人が中心ですから、彼女にも相当影響受けた気がします。
この5月に久々、自分のアルバムを出します。タイトルは「Tokyo 3.a.m.」。テーマは「過去は全て今に繋がっている。。。」「哀しい時とか、ひとりでいたい時に寄り添えるアルバム」、そんな感じのものを作りたかったんです。ついこの2月に六本木のスイートベイジル(STB)でアルバムの曲で構成したライブをやれた時は幸せでした。最強のメンバーにサポートしてもらえて。。。制作や裏方さんまでみんなスペシャル級!STBは僕のホーム・グラウンドとも言える場所で「あぁ、帰ってきた」、STBのみんなも「お帰りなさい」ってカンジで。新しい挑戦はまずここでやりたいっていつも思ってる。
それから自分の曲の楽譜が作れたらいいな。僕の曲って結構弾きやすいと思うし。(笑)誰かにピアノを聴いてもらいたいと思った時にぜひ使って欲しいんです。難しい曲はたくさんあるけれど、気持ちを簡単に込められる曲ってそう多くはないでしょ?探すのも大変だし。ぜひ僕の曲をみんなに弾いて欲しい!そしてそれを聴いてくれる人にどんな気持ちになってもらいたいのか、とにかくそこを大切にして欲しいんです。
桐朋高校(男子部)在学中、クラシックピアニストとしてデビューを飾る。
19歳、キーボーディストへ転向。フュージョン系バンド、カーティス・クリーク・バンドに加入。8枚のアルバムを発表する。国立音楽大学大学院音楽研究科にてクラシック音楽の研鑽を積み、修了後も音楽というフィールドで精力的な活動を続ける。演奏・作・編曲活動に於いて、アカデミックな理論に根差しながらも柔軟な音楽性がジャンルの融合を生み、繊細な感性とダイナミックで大きなスケールをもって紡ぎだされる音輪と多彩な楽曲は従来にはなく、時代が求めていた、先駆ける音楽の世界を創作し共感を呼び、多くのアーティストと共演している。1997年ソロアルバム【君のいた夏】2000年【CENEZOIC】を発表。及び2000年には作曲作品【動物たちのおしゃべり】が公演で文化庁芸術祭新人賞を受賞するなど高い評価を得ている。
ピアニスト・キーボーディスト演奏での卓越したテクニックと、作・編曲家、更にはアルバム、サウンドプロデューサーとして近年には【メランコリア】【Romantic Stories on cello】他発表。コンサートディレクターの領域でも常にクオリティの高い音楽を創作し、着実にキャリアを築きつつ活躍し続ける音楽家。
1960年6月22日生 東京都八王子市出身
好評発売中
aquarelle records
AQCD-0011
3,000円(税込)
<参加ミュージシャン>
遠山哲朗(ギター)
齋藤 順(ベース)
菅原裕紀(パーカッション)
オリジナル・ストリングス
他
<ゲスト・アーティスト>
古川展生(チェロ)
塩入俊哉 インストア・イベント
■7月2日(木) 開演:18:30/開場:18:00
会場:ヤマハ銀座店
member:塩入俊哉(Pf)
Guest:清水醍輝(Vn)
予約・お問い合わせ:
塩入俊哉 ソロ・ライブ
■8月27日(水) 開演:19:30/開場:18:00
会場:STB139スイートベイジル
member:塩入俊哉(Pf)/特別編成ストリングス/菅原裕紀(per)
Guest:齋藤順(b)/saya(vo) and more
チケット・お問い合わせ:
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