音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

新聞記事

つぶやく・ブックマークする

    <特薦盤>歌謡曲・ポップス 川崎浩・選

    配信日: | 配信テーマ:その他

     ■地球の男にあきたところよ〜阿久悠リスペクト・アルバム(ビクター)

     作詞家・阿久悠の「没後10年、作詞開始50年、生誕80年」を記念した7社合同企画の1枚。本作とエイベックスの1枚がほぼカバー集で、ほかはオリジナル音源が中心。

     阿久が繰り出す言葉のインパクトは圧倒的である。「昭和」が強調される場合が多いが、いつの時代にも通用する「普遍性」こそ阿久詞の真骨頂である。それは、柏木由紀と渡辺麻友が歌う「UFO」、田村芽実「ロマンス」でも、逆に玉置浩二「時代おくれ」、森進一「熱き心に」などベテランが歌う楽曲でも証明される。大衆が日常使う言葉が、意外な裏面を持ち、加えて特異な効果があることを、今の時代にこそ教えてくれる。

    新聞記事一覧を見る

    その他 のテーマを含む関連記事

    [解説スペシャル]JASRAC 使用料「変更」へ「音楽の対価」映画界に衝撃

    ◇文化部 鶴田裕介 大木隆士 ◆「興行収入の最大2%」に 配給会社「死活問題」 外国映画上映時に配給会社から徴収している劇中音楽の使用料について、著作権を管理する日本音楽著作権協会(JASRAC)が今月、従来の1作品一律18万円から、興行収入に連動させる形に変更する意向...

    [レジェンド]作曲家・歌手 森田公一 「青春時代」人生の重み

     ◇Legend 桜田淳子やキャンディーズら、アイドル勢が顔をそろえた1977年の「NHK紅白歌合戦」。華やかな雰囲気の中、彼女たちに曲を提供してきた森田公一も自身のバンド、トップギャランで出場した。森田はピアノに向かい、朗々と「青春時代」を歌った。「卒業までの半年で ...

    <Topics>注目、ディスコ歌謡 今、時代に求められ 「ダンシング・ヒーロー」レコ大特別賞に

     レコード大賞の特別賞に「ダンシング・ヒーロー」が選ばれた。「はてな?」と感じた中年も少なくないだろう。その通り、1985年、荻野目洋子が大ヒットさせたダンスポップそのものなのである。長山洋子の「ヴィーナス」、石井明美の「CHA−CHA−CHA」も同じ時期のヒットであり...

    リズム重視してアレンジ チーフタンズのリーダー パディ・モローニ

    アイルランドを代表する伝統音楽のグループ、チーフタンズが来日公演を行う。現地の文化に根ざしながら、親しみやすいサウンドを展開。度々グラミー賞に輝き、ローリング・ストーンズやジョニ・ミッチェルら、有名どころとの共演も多い。長きにわたる活動について、リーダーのパディ・モロー...

    玉三郎、越路吹雪を歌う 10代から敬愛 「語り部調」でシャンソン

     ◆CDアルバム 全国ツアーも  歌舞伎女形の人間国宝、坂東玉三郎さんが22年ぶりとなるCDアルバム「邂逅(かいこう) 〜越路吹雪を歌う」(ユニバーサル)を発売した。10代の頃から敬愛する越路のシャンソンなど14曲を、柔らかで気品ある高音、重厚な低音と巧みに歌い分ける。...

     

    ページの先頭へ戻る

    • RSS
    • お問い合わせ