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    <Topics>注目、ディスコ歌謡 今、時代に求められ 「ダンシング・ヒーロー」レコ大特別賞に

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     レコード大賞の特別賞に「ダンシング・ヒーロー」が選ばれた。「はてな?」と感じた中年も少なくないだろう。その通り、1985年、荻野目洋子が大ヒットさせたダンスポップそのものなのである。長山洋子の「ヴィーナス」、石井明美の「CHA−CHA−CHA」も同じ時期のヒットであり、まさに社会全体が踊り狂ったバブル期の幕開けを告げる歌謡曲の代表である。なぜ今?の分析は別の機会に譲るとして、12月30日のTBS系「輝く!日本レコード大賞」には、荻野目とその曲をバブルファッションでキレッキレに踊る大阪府立登美丘高校ダンス部が登場しパフォーマンスを行う。彼女たちのダンスは動画サイトなどで大量視聴され、10月のビルボード・ジャパンチャートでは総合2位を獲得したほど。理由はともあれ「時代が面白がっている」のは間違いない。

      ■   ■

     30年前のディスコ歌謡がもてはやされる現象は注目に値するが、“往年のディスコファン”からは「まだまだだね」の声が上がる。彼らにとっては60〜70年代にかけてのソウル、R&Bこそがディスコ音楽なのだ。そのレジェンド的アーティストが、続々と年末の日本にやって来る。

      ■   ■

     26、27日は東京、29、30日には大阪のビルボードライブに、「マシュ・ケ・ナダ」などボサノバやブラジリアンサウンドを世界に広めたセルジオ・メンデスが登場する。ディスコサウンドそのものではないが風格のリズムに酔いしれる。

     12月に入ると東京・丸の内のコットンクラブで5日から、名古屋ブルーノートでは11日、女性3人組のスリー・ディグリーズ。「ソウル・トレインのテーマ」「天使のささやき」など、日本でも大人気のフィリーソウルのエッセンスをユーモアたっぷりに披露する。来年結成55年という長寿ユニットである。

     14、15、21〜25日に東京、12、19、28日に大阪のビルボードライブでスタイリスティックス。こちらもフィリーソウルの代表格で来年結成50年。洗練された甘いコーラスワークは今も絶品で、「誓い」「愛がすべて」「ユー・アー・エブリシング」などずらりと並ぶ大ヒット曲は圧巻である。

     彼らに比べるとやや新しい70、80年代を代表するディスコ・バンド、コン・ファンク・シャンは29日大阪、31日東京のビルボードライブ。女子高校生に負けぬ“先輩”の意地と体力を見せるべき年末か?【川崎浩】

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