音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

川崎浩:記事一覧

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    <歌謡ルネサンス>民謡を広げるために/サビからガツンと=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/9/18)

     ◇民謡を広げるために 民謡出身の演歌歌謡曲歌手は少なくない。だが、津軽三味線の全国大会で3年連続日本一などという経歴を持つ第一級の演奏家が歌手になった例は聞かない。浅野祥はその前例のない期待の星である。 2007年に演奏家デビューし、あらゆるジャンルに挑戦するトップ演...

    <Topics>デビッド・マシューズ 3作発表「鍛錬の音、一気に」 (配信日:2017/9/18)

     日本で人気を誇るジャズ・アレンジャーでピアニスト、デビッド・マシューズ率いる「マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)」が6月から3作連続してアルバムをリリース。14日のビルボードライブ東京など全国ツアーを行っている。 アルバムは「スイングしなけりゃ意味ないね」「...

    <POPSこぼれっ話>ナチュラリズムに注目 (配信日:2017/9/18)

     ようやく涼やかな風を感じるようになった。となると「××の秋」を考える。日常が緊張の連続となった昨今、秋の夜長には心静かに一日を終える音楽を探したくなる。最近、そんな性格を持つ「ナチュラリズム」という種類の音楽が話題になっているらしい。      ★ 「ナチュラリズム」...

    <らっこ・ライブ・レビュー>JUJU ジャズと魅力を高め合う (配信日:2017/9/11)

     今、最も手に入れにくいチケットの代表が、JUJUのジャズライブである。というわけで、6日間2ステージ制にもかかわらず、会場はキリどころか針も立たないほどの超満員だ。思うに「いつかはブルーノートに行ってみたい」という層には、Jポップの人気者で、かつ実力派とされるJUJU...

    <大衆音楽月評>危ない中年が与える生気=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/9/11)

     桑田佳祐のソロアルバム「がらくた」(ビクター、8月23日発売)が、発売初週に16・8万枚を売り上げ、4日付オリコン週間ランキング1位を獲得した。桑田のソロ活動30周年記念盤ということで近年のヒット「Yin Yang」「ヨシ子さん」やNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主...

    <らっこ・アーティスト>H ZETTRIO 狂気隠さずフワフワと (配信日:2017/9/7)

     この記号のような音楽家名は「エイチ・ゼットリオ」と読む。ジャンル分けすればピアノ、ベース、ドラムスのジャズトリオにくくられるのであろうし、だからこそ、今年の「東京JAZZ」で9月2日の渋谷・NHKホール登場となるのであろう。だが、どうも、「ジャズ」の分類箱に突っ込んで...

    <音楽玉手箱>原信夫/下 生きるためのジャズ=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/9/7)

     日本を代表するビッグバンド「シャープス&フラッツ」を率い、美空ひばりの「真赤な太陽」を作曲した音楽家・原信夫は、終戦の1945年、横須賀の海軍軍楽隊にいた。「上官はさっさと帰郷、『マッカーサーのお迎え演奏に行け』なんて命令も出たがさすがに行かなかったね」。当時大金だっ...

    <歌謡ルネサンス>解釈を優先して/やっと歌を語る=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/9/7)

     ◇解釈を優先して 歌謡曲歌手において「声」の魅力に勝るものはない。音程だリズムだ、と言ったところで声に華がなければ売れっ子にはならない。秋元順子は、何にも増して、まずその魅惑の声にひきつけられる。響きが別格である。天性のものと誤解されがちであるが、鍛錬のなせる業である...

    <Topics>山中千尋 モンクを大胆再構築 生誕100周年記念盤 (配信日:2017/8/28)

     世界で活躍するジャズピアニストの山中千尋が、モダンジャズの巨人セロニアス・モンク生誕100周年を記念したアルバム「モンク・スタディーズ」(ユニバーサル)を発表し、モンクに対する深い敬意と斬新な解釈、大胆な再構築で大きな話題を呼んでいる。25〜27日、東京・丸の内コット...

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