音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

梅津時比古:記事一覧

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    <新・コンサートを読む>萩原麻未のラヴェル・ピアノ協奏曲=梅津時比古 (配信日:2017/6/26)

     ◇世界に見入るたたずまい ひっそりとした語り掛けを広く伝えようとすることには、矛盾がある。ブランショの「孤独のアポリア」の論を経なければならないだろう。アポリアとは解決不可能な行き詰まりのこと。ブランショは「私は孤独だ」と表現することに疑問を呈する。もし孤独であること...

    <Interview>野田暉行 震災後の日本重ね オペラ「大仏開眼」を作曲 (配信日:2017/6/26)

     音楽界の重鎮、野田暉行東京芸大名誉教授がオペラ《大仏開眼》を作曲した。交響作品や邦楽など多くの作品が高く評価される野田だが、オペラは初めて、しかも委嘱されたのではなく自ら「書きたくて書いた」と言う。 「実は高校時代から『アッシャー家の崩壊』をオペラ化したいとずっと思っ...

    <音楽>小澤征爾指揮 アルゲリッチ&水戸室内管弦楽団 至福の経験=評・梅津時比古 (配信日:2017/6/5)

     演奏者、演奏の内容、演奏される会場のすべての条件が理想的にそろうことは滅多(めった)に無い。水戸室内管弦楽団の第99回定期演奏会で至福の経験をした(12日、水戸芸術館)。指揮は小澤征爾、共演にピアノのアルゲリッチ。メイン・プログラムはベートーベンのピアノ協奏曲第1番。...

    <新・コンサートを読む>ベアトリーチェ・ラナと大垣美穂子=梅津時比古 (配信日:2017/5/29)

     ◇傷ついた宇宙への通路 ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』や『地底旅行』を読んだ子供のころ、海底や火山のどこか一角に気づかれない洞窟があって、その小さな所から膨大な海底都市や地底の世界に通じると思っていた。 今でも時折、どこからか異次元の世界に紛れ込む予感がする。 4...

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