音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

クラシック(ジャンル別一覧)

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    [風景2017]自由 本物の音楽は縛られない 藤倉大さん (配信日:2017/8/14)

     ◇作曲家  「なぜ聴衆や演奏家は、様々なことに支配・束縛されて喜ぶのか。音楽は、気が合う子供の遊びみたいなものなのに」 ロンドンを拠点に活躍する現代音楽の若手旗手は、舌鋒(ぜっぽう)鋭い。音楽を「作り手と弾き手、聴き手らの共同作業」と訴えるだけに、演奏の自発性を脅かし...

    音楽の物語と一体に 読響首席客演指揮者 コルネリウス・マイスター (配信日:2017/8/7)

    ◎Classic ◆就任後初の演奏会 9月に  ドイツのコルネリウス・マイスターが9月、読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任後、初めての演奏会に臨む。才気煥発(かんぱつ)な37歳は、楽曲の内奥に向けるまなざしも愚直なまでに純真だ。(岩城択) 「音楽は単に音楽なのか。否...

    <新・コンサートを読む>鈴木雅明の指揮と吉村利美の陶芸作品=梅津時比古 (配信日:2017/7/24)

     ◇余剰を削った音と形 「確かなもの」を見つけるのは難しい。不確かなものがあふれている世の中だからだろうか。 「確かなもの」とは「まさにそのものだ」と本質を現すものではあろうが、「それ以外には他にない」ものではないだろう。 鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンが、東...

    <Topics>日本音楽コンクール 1位に名器貸与 ITOH財団、バイオリン部門に (配信日:2017/7/24)

     日本のクラシック音楽界の未来を形作る第86回日本音楽コンクールの応募受け付けが始まった。このところ、以前にも増して日本音楽コンクールの入選・入賞者が国内外で大活躍し、また海外の大コンクールも制していることから、一段とこのコンクールへの注目度が高まっている。 第86回は...

    重厚な楽曲 全力で指揮 ファビオ・ルイージ 読響と初共演 来月  (配信日:2017/7/24)

    ◎Classic ◆R・シュトラウス「英雄の生涯」など  世界的指揮者のファビオ・ルイージが8月、読売日本交響楽団の演奏会に初登場し、得意のリヒャルト・シュトラウス作品などを披露する。緻密(ちみつ)な構築力でならす知性派。豊潤な歌心を編み込む手腕が注目される。(岩城択)...

    <音楽>オペラ《ノルマ》 デヴィーアの存在感=評・梅津時比古 (配信日:2017/7/24)

     ベッリーニのオペラ《ノルマ》の上演には二重に鍵が掛かっている。歌手に求める技量が至難であること、そしてストーリーの展開を現代の聴衆に納得させる難しさである。 藤原歌劇団などによる共同制作として上演された《ノルマ》は、タイトルロールを頂点にした総合力で、改めて作品の魅力...

    世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニスト、グリゴリー・ソコロフのCD&DVDが登場 (配信日:2017/4/27)

     長年、「幻のピアニスト」と呼ばれ、現在はヨーロッパで活発な演奏活動を行い、そのつど大きな話題を呼んでいるロシアのグリゴリー・ソコロフは、いま世界中でもっともライヴを聴きたいと切望されているピアニストではないだろうか。 もちろん、1990年以降は来日公演がないため、日本...

    シューマン、ベートーヴェン、シューベルトからの“特別”な3作品。 その豊かな響きから、作曲当時の彼らの心模様が鮮やかによみがえる (配信日:2017/4/24)

    (取材・文/原納暢子)●天才たちのロマンチシズムに酔いしれる 若草色のロングドレスで伊藤恵が登場するや、開演前の緊張した空気が和らいで、ステージが春めいて見えた。誘われるように深呼吸して、演奏を待つ束の間もうれしい気分になる。 興味深いプログラム、何か意図があるのだろ...

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