音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

ジャズ(ジャンル別一覧)

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    <音楽玉手箱>原信夫/上 兵隊へのあこがれ=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/7/31)

     自分のバンドで歌う出場者でない限り、NHK紅白歌合戦は、生のビッグバンドでの伴奏が原則だった。紅白チームがそれぞれ「シャープス&フラッツ」と「ニューハード」に分かれ、舞台上の演奏でも覇を競った。その後、1バンドに簡略化されてステージ下に追いやられ、今は別棟でモニターを...

    ジョン・コルトレーン編<4>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/4/27)

    実は、ジョン・コルトレーンを“踏み絵”としての存在へと導いたセロニアス・モンク(1917-1982)自身も、やがて“踏み絵”として広く知られることになり、現在に至っている。彼を“踏み絵”の座に据えたのは、“セロニアス・モンク国際ジャズ・コンペティション”。このコンペ(競...

    ジョン・コルトレーン編<3>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/4/20)

    1956年末になって、ジョン・コルトレーンが“黄金の”マイルス・デイヴィス・クインテットを辞するに至る原因は、前回言及したように麻薬との関係を断ち切るためであったことは確かなようだ。コルトレーンが麻薬を絶とうとしたことはそれまでにも何度かあったようだが、その禁断症状から...

    ジョン・コルトレーン編<1>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/4/6)

    チャーリー・パーカーという“踏み絵”を踏むことなく、彼の演奏や方法論を(少しでも)理解しようとしたジャズ・ファンには、メロディや型どおりのコード・ワークにとらわれることのない、より自由にジャズを楽しむことができるビバップという“免罪符”が与えられることになる。チャーリー...

    チャーリー・パーカー編<5>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/3/30)

    前回、チャーリー・パーカーの演奏についてマイルス・デイヴィスは、“やたら速い音楽”で“口ずさめるようなメロディ”がなく人間性を前面に出すスタイルではなかったという印象を残していたことについて触れた。では、具体的にはどんな音楽だったのか――。それを記している部分を引用しよ...

    チャーリー・パーカー編<4>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/3/23)

    チャーリー・パーカーが、どのような“周囲をドン引き”させる演奏をしていたのかは、残された音源を聴けば想像することは可能だ。しかし、残念ながら当時の人々がどんな思いを抱いたのかまでは想像できない。そこで、当時を回顧したマイルス・デイヴィスの証言を頼りに、それがどんなものだ...

    チャーリー・パーカー編<3>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/3/9)

    前回、チャーリー・パーカーがデビュー前に「下手くそ」との烙印を押されたエピソードに関して、「“飛び入り”に寛容なアメリカのジャズ・シーンの慣習を無視して」や「若手がコード進行を見失うという初歩的なミスをしたぐらいで」という表現を用いて、彼の扱いに対する解釈に異論を唱えた...

    チャーリー・パーカー編<2>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/3/2)

    では、チャーリー・パーカーのデビュー前のエピソードを検証していこう。論点は3つある。今回はその1つめ。♪ 1937年当時のジャムセッションはどんなスタイルのジャズで行なわれていたのか?チャーリー・パーカーのデビュー前の評価を考え直すためには、まず当時の評価の基準となるジ...

    チャーリー・パーカー編<1>|なぜジャズには“踏み絵”が必要だったのか? (配信日:2017/2/23)

    結論から言おう。チャーリー・パーカーが“ジャズの踏み絵”たりうるのは、彼がスウィングをはじめとしたそれまでのジャズを“踏んで”、自分の音楽を見つけようとしたからだ。だから、チャーリー・パーカーを能動的に聴こうとすることは、彼と同様にそれまでのジャズを“踏む”ことを意味す...

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