音楽ジャーナリスト&ライターの眼 ~今週の音楽記事から~

新聞社の音楽記事、音楽ライターによる書き下ろし記事を集めたウェブサイトです。(毎週、月・木更新)

毎日新聞(新聞社別一覧)

つぶやく・ブックマークする

    <歌謡ルネサンス>歌唱に神経、共感に/歌詞を大切に集中=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/5/29)

     ◇歌唱に神経、共感に ここ数年来、若手男性演歌歌手が目立ってきた。このフィールドは、2000年以降、同年デビューの氷川きよし1人が気をはき、もり立ててきた感が強い。山内惠介、竹島宏らが後を追ったが、なかなか“新勢力”を形作るまでには至らなかった。 そんな状態にくさびを...

    <新・コンサートを読む>ベアトリーチェ・ラナと大垣美穂子=梅津時比古 (配信日:2017/5/29)

     ◇傷ついた宇宙への通路 ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』や『地底旅行』を読んだ子供のころ、海底や火山のどこか一角に気づかれない洞窟があって、その小さな所から膨大な海底都市や地底の世界に通じると思っていた。 今でも時折、どこからか異次元の世界に紛れ込む予感がする。 4...

    <Interview>林部智史 歌い続ける覚悟 今月末から全国ツアーへ (配信日:2017/5/29)

     今最も忙しい歌手は林部智史であろう。カラオケ番組で顔が知られ、「あいたい」(エイベックス)で2016年にメジャーデビュー。バージョン違いを発売しながら話題を積み上げ、年末にはレコード大賞新人賞を獲得。年が明けると、“クラシックの殿堂”ともいえる東京オペラシティで、3日...

    <Topics>寺井尚子 ピアソラにささげ新アルバム 「立ち向かいがいある」 (配信日:2017/5/29)

     ジャズバイオリンの第一人者・寺井尚子が新アルバム「ピアソラモール」(ユニバーサル)を発表し、ツアーを展開している。タイトルは、タンゴの“革命家”で作曲家・バンドネオン奏者、アストル・ピアソラを指す。文字通り「ピアソラ音楽への愛に満ちたトリビュート盤になった」と寺井は言...

    <Interview>服部百音(バイオリニスト) 絶望に共感する デビューCDに深い表現 (配信日:2017/5/22)

     メリメの小説をオペラにしたビゼーの《カルメン》は、多くの編曲がある。中でもワックスマンによるバイオリン版は難技巧と音楽的感興が高め合う傑作で、腕自慢の多くのバイオリニストが、華やかなテクニックや官能性を浮き彫りにして楽しませてくれる。しかし1999年生まれの服部百音が...

    <Interview>井上陽介(ベーシスト) 正確にして性格良し 新作CD「グッド・タイム・アゲイン」発表 (配信日:2017/5/22)

     ベーシストの必須要件というと、ピッチ、タイム感、グルーブ感……。どれもが「正確な」という言葉で表される事柄が多い。つまり、求められるのは実直なキャラクター。控えめにフロントマンを立てろと、暗に、押し付けられている感もないではない。 だが、個々のベースマンたちはそうでも...

    <大衆音楽月評>ムッシュの「時代」にお別れ=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/5/15)

     日本で「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と言えば、最初に頭に浮かぶのが3月1日に78歳で亡くなったムッシュかまやつである。もちろん大スターなのだが、そんなそぶりは一度たりとも見たことがない。いつも若者を立て、後ろでたばこをくゆらせていた。 5月2日、東京都内のホテル...

    <POPSこぼれっ話>SEIKOとかおりの挑戦 (配信日:2017/5/15)

     松田聖子のアメリカンスタンダード集「SEIKO JAZZ」がジャズ・チャートを騒がせている。「スマイル」「追憶」「遥かなる影」など名曲を、いかなるジャンルも「ジャズ化」する名人、デビッド・マシューズの編曲で、聖子が料理する。どんなサウンドであろうが自分のキッチンに運び...

    <歌謡ルネサンス>まだまだ自分探し中/歌の映像を描写する=専門編集委員・川崎浩 (配信日:2017/5/15)

     ◇まだまだ自分探し中 いつまでも「おニャン子クラブの」とは言われたくないだろうが、城之内早苗が「おニャン子」でデビューしたのが1985年。しかし、演歌の道へのあこがれを消し去れず、翌年に演歌歌手デビューした。演歌生活30年を超えるベテランなのである。 「17日で49歳...

    ページの先頭へ戻る

    • RSS
    • お問い合わせ