YAMAHA News Release
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“ささやく広告”という、全く新しいメディアを提供
■音で情報を伝達し、効果的に訴求する広告媒体の新概念

『サウンドサイネージ』用途に最適なTLFスピーカー

1.5mm厚の薄型・軽量・フレキシブルな『TLFスピーカー』を商品化
サンプル出荷は10月上旬、発売は12月を予定
東京ビッグサイトで行われる「販促EXPO」(7/6~7/8)に出展

TLFスピーカー『TLF-SP1-A0(A0サイズ)』 TLFスピーカー『TLF-SP1-A0(A0サイズ)』

TLFアンプモジュール『TLF-AM1』 TLFアンプモジュール『TLF-AM1』

2011年7月5日

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、2010年の発表以来、音声による情報提供を実現する媒体として『サウンドサイネージ(Sound Signage:音響看板)』の概念を提唱し、交通広告やイベントなどの分野で実証実験を続けてまいりました。その結果、市場での反響も大きく、サウンドサイネージ実現の商品第一弾として『TLFスピーカー』の商品化を決定いたしました。サンプル出荷は10月上旬、発売は12月を予定しています。

 なお、『TLFスピーカー』を7月6日(水)から8日(金)まで東京ビッグサイトで行われる「販促EXPO」(http://www.spex.jp/)に出展いたします。


<サンプル出荷価格と出荷開始日>

品 名 サンプル価格(税込) 出荷開始日
ヤマハ TLFスピーカーサンプルセット 105,000円 10月上旬
*サンプルセットは、A0サイズもしくはB1サイズのスピーカーとアンプのセットです。 *別途印刷情報を載せた表面カバーが必要です(表面カバーはサンプル価格には含まれません)。
・サンプル出荷予定数:合計100セット
◎想定事業規模:3年後 10億円

<サウンドサイネージビジネスへの取組み>

 近年、広告・販促媒体の分野では、平面ディスプレイやプロジェクターに情報を表示する「デジタルサイネージ(電子看板)」が注目を浴びています。しかしながら、「デジタルサイネージ」は主に文字や映像など視覚に訴える利用法が中心で、音声はあまり注目されていませんでした。これは従来の音声技術では情報伝達の範囲が限られたり、聴覚の特性を活かす利用技術がなかったためです。当社は長年にわたる音響技術の研究成果を応用し、こうした課題を解決する画期的なスピーカーを開発しました。この『TLFスピーカー』を利用することで当社が提唱する音声による情報提供媒体の概念である『サウンドサイネージ(音響看板)』が実現できると考えています。
 当社では、印刷業界、販促業界やコンテンツプロバイダー様と協業しながら、音声による的確な情報提供をコアとした『サウンドサイネージ』ビジネスを推進してまいります。

<製品の概要>

 『TLFスピーカー(ティエルエフ・スピーカー:Thin-Light-Flexible Speaker)』は、早稲田大学 山崎芳男教授の基本アイディアをもとに当社が独自に開発した薄型・軽量の静電スピーカーで、全体が柔構造で形状も自由にでき、印刷した表面カバーなどで覆うことにより、視覚情報も提供することが可能です。さらに、扱いやすさと安全性に加え、消費電力2Wと省エネ化を実現しました。
また、平面状に音を出すため、必要な範囲だけに、スピーカーから近くても遠くても耳元で囁くような音を提供できます。こうした特長から、『TLFスピーカー』はこれまで音の出なかった広告に単に音を付加するだけでなく、より効果的に情報を伝えられる新たな道具として、店舗や交通広告など幅広い用途にご利用いただくことが可能となりました。

詳細は以下の通りです。

<主な特長>

1.1.5mm厚の薄型・軽量・フレキシブルな省電力の静電スピーカー
厚さわずか1.5mmで音を再生することができる静電スピーカーです。『TLFスピーカー』の専用アンプは12VのACアダプターで駆動でき、消費電力2Wと省エネルギーです。また、重量はA0サイズで460g、B1サイズで350g(いずれもスピーカーケーブル、プラグ含む)と軽量で、設置や取り扱いも容易です。
2.通常のスピーカーでは得られない音の指向性・遠達性
『TLFスピーカー』を平面状で使用した場合、指向性が鋭いため、スピーカーのほぼ正面方向にのみ音を出すことが可能です。また、通常のスピーカーに比べ、近くても遠くても音量があまり変わらずに、明瞭にささやくような音を届けることが可能です。このため、音を撒き散らさず、限られたエリアに音を提供したり、複数並べてそれぞれ別々の音を提供するといったような使い方が可能です。
3.印刷物一体型大判スピーカー
大判(A0サイズ、B1サイズ)の形状と、内蔵される大面積の振動板が指向性・遠達性等の音響特性を実現し、合わせて全面に印刷された画像や文字を載せることを可能にします。これにより、“音の出るポスター”“音の出るPOP”が容易に実現できます。また、複数の『TLFスピーカー』を並べてつなげればA0サイズ以上の音の出る大型バナー広告にも対応可能です。
4.全体が柔構造で曲面での利用も可能
スピーカーはフレキシブルな構造のため、曲面での利用も可能です。これにより、平面だけではなく円筒面*など、形にとらわれない自由な設置・利用が可能です。 *円筒面で使用の場合音響特性が変化します。
  『TLFスピーカー』の薄さと音の方向性の概念図1
  『TLFスピーカー』の薄さと音の方向性の概念図2
『TLFスピーカー』の薄さと音の方向性の概念図

<主な仕様>

●TLFスピーカー
型番 TLF-SP1-A0 TLF-SP1-B1
外形寸法(幅×高さ×厚さ)(*1) 811×1159×1.5(mm) 698×1000×1.5(mm)
質量(スピーカーケーブル、プラグ含む) 460g 350g
動作環境条件 周囲温度0~40℃
周囲湿度15~80%(結露しないこと)
出力レベル(*2) 最大92dB 最大89dB
再生周波数帯域 400~4,000Hz
*1 突起部除く。 *2 表面カバーを被せていない状態、1kHzで測定。 ◎オプションで10mの延長ケーブル『TLF-EX1-10』を用意しています。
●TLFアンプモジュール
型番 TLF-AM1
外形寸法(幅×高さ×奥行き)(*1) 144×32×68(mm)
質量 200g
入出力 SPEAKER OUT端子、Audio IN端子、Audio OUT端子
電源・電圧 AC100V 50/60Hz
消費電力 2W
*1 突起部除く。

<ご参考>

これまで実施してきた『TLFスピーカー』の実証実験

●アサヒ飲料株式会社 様
ご担当者様コメント
「今年2月に十六茶の広告プロモーションの一環として実施させていただいたサウンドサイネージは掲出した各駅のユーザーの皆様の反応も大きく、確かに効果があったと感じている。今後もマーケティング方針次第で、サウンドサイネージを検討していきたい。」
十六茶の広告プロモーション 2011年2月8日~13日 JR新宿駅 西武鉄道池袋駅
2011年2月8日~13日
JR新宿駅 西武鉄道池袋駅
/東京メトロ銀座駅
(写真は西武鉄道池袋駅)
●日本テレビ放送網株式会社 様
ご担当者様コメント
「TLFスピーカーの直進指向性を活かした演出による映像に合わせて視聴者が一緒に動くサイネージや、INFOSOUND*によるスマートフォン向けクーポン配布などいままでにないイベント企画を実現でき、来場者の方にも好評いただきました。」
日本テレビ放送網汐留オフィス特設会場
2011年4月29日~5月5日
日本テレビ放送網汐留オフィス特設会場

* INFOSOUND: ヤマハが開発したデジタル情報(音響ID)を音で送信する技術。音響IDを携帯端末のマイクで受信後、サーバーにてURL情報に変換し、eコマースのサイトにアクセスすることが可能になります

『TLFスピーカー(利用イメージ図)』
『TLFスピーカー(利用イメージ図)』
*文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
*仕様は予告なく変更する場合がございます。

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