YAMAHA News Release
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拡大するスマートフォン向けオーディオコーデックICの新製品
■業界初、2マイク使用のノイズサプレッサを搭載

ヤマハ オーディオ&ボイス・ハブ・コーデックIC 『YMU828』

~姉妹品の『YMU829』とあわせ、2011年10月より本格出荷開始予定~
ヤマハ オーディオ&音声・ハブ・コーデックIC 『YMU828』
  ヤマハ オーディオ&音声・ハブ・コーデックIC 『YMU829』

ヤマハ オーディオ&ボイス・ハブ・コーデックIC 『YMU828』(左)、『YMU829』(右)
2011年6月17日

 ヤマハ株式会社(本社:浜松市中区中沢町 10-1、社長:梅村充)は、スマートフォンやタブレットPC等用途のオーディオ&ボイス・ハブ・コーデックIC*を開発し、2011年10月から本格出荷を開始する予定です。




品 名 品番 量産品出荷時期
ヤマハ オーディオ&ボイス・ハブ・コーデックIC YMU828 2011年10月
YMU829 2011年8月
◎2012年度販売目標:1000万個 *コーデックICとは、音声や音楽などをデジタル化またはアナログ化して電子機器に音の情報(信号)を伝える部品です。

<開発の背景>

 当社は、2005年に携帯電話機向けのオーディオコーデックICの出荷を開始し、国内外の携帯電話機メーカーのフィーチャーフォンに採用されてきました。昨今のスマートフォンでは扱うオーディオ信号や音声信号の種類が増え、それら信号のハブとしてアナログ処理の前段で動作するコーデックの需要が増えてきております。また通話時に混入する周囲ノイズの削減を目的としたノイズサプレッサやハンズフリーを実現するエコーキャンセラ等の機能も市場での要求が増加してきており、これらの機能をすべて内蔵したオーディオコーデックICの要望が高まっております。


<製品の概要>

 今回本格出荷を予定する『YMU828』は、さまざまな信号を処理するハブ機能やノイズ除去やエコーキャンセル等の機能をワンチップに搭載したスマートフォン、タブレットPC向けのオーディオ&ボイス・ハブ・コーデックICです。1マイクまたは2マイクを使用したノイズサプレッサやエコーキャンセラなどにより送話・受話音質の改善等を実現し、また従来通りAudioEngine™ DSP搭載※1による通話品質、オーディオ品質の改善も行っています。なお、2マイクを使用したノイズサプレッサの搭載は、オーディオコーデックICとして業界初となります。
 音声ソースの処理では、小口径スピーカが一般的な携帯機器など、過酷な再生環境においても、最適化したエコーキャンセラ、ノイズサプレッサ等により、高性能ハンズフリー機能を実現しています。また、ノイズサプレッサは送話側・受話側の双方に適用でき、話速変換機能やAudioEngine™技術による通話音質改善機能と併用することにより、よりクリアで聴き取りやすい音声を送話・受話側に届けることができます。
 オーディオソースの高音質化としては、AudioEngine™技術のDSP処理により、デジタルイコライザ、ダイナミックレンジコントローラ等の高音質・高機能なオーディオ処理機能を実現し、小口径スピーカやヘッドフォンでも高品位なオーディオ出力を得ることができます。また、Dolby Mobile 2 ※2にも対応可能です。
 コーデック機能としては、ステレオDAC、3チャンネル(ステレオ+モノラル)ADC、Class-G キャップレスステレオヘッドフォンアンプ、レシーバーアンプ、3系統の独立したデジタルオーディオ入出力、3系統のマイク入力、デジタルマイク入力、アナログ入出力、ミキサー、ボリューム等を内蔵しており、音周りに必要な回路を集約した、使い勝手のよい構成となっています。また、パワーセーブモードにより未使用時にはブロックごとのパワーセーブが可能で、消費電流を最小限に抑えることができます。そのため、スマートフォンをはじめとする携帯端末で扱われる音声や、音楽、アナログ/デジタルテレビ放送、ラジオなどのオーディオ音声信号等、あらゆるサウンドソースの入出力デバイスとして最適です。
 なお、同時に出荷を開始する『YMU829』は、『YMU828』からノイズサプレッサやエコーキャンセラ等の通話音声処理機能を削除し、さらに小パッケージ化を実現した、スマートフォン、タブレットPC向けのオーディオ&ボイス・ハブ・コーデックICです。
 両品番とも現在サンプル出荷中で、YMU828は2011年10月、YMU829は2011年8月の量産出荷を目指してまいります。


<『YMU828』の主な仕様>

□音声ソースの処理、音質改善 □オーディオソースの高音質化 □「音の出口」をトータルに管理、各種プログラミング環境にも適応 □電源仕様 以下の電源は内蔵LDO により生成可能(外部からの印加も可能)。 □パッケージ ※1 AudioEngine™は当社の商標であり、モバイル機器やデジタル家電のサウンドを 高音質化・高機能化するヤマハ独自のDSP信号処理技術です。 ※2 Dolby Mobile 2 はDolby Laboratories Licensing Corporation の登録商標です。

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