YAMAHA News Release
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平成23年度全国発明表彰で特別賞の「朝日新聞発明賞」等を受賞

~当社として「特許」では初の受賞~

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)が所有する下記の特許にかかる発明が、このほど平成23年度全国発明表彰(主催:社団法人 発明協会)の第一表彰区分の特別賞「朝日新聞発明賞」を、また、受賞発明の実施等に関し「発明実施功績賞」を受賞いたしましたので、お知らせいたします。
当社の全国発明表彰での「特別賞」受賞は、平成2年に電子ピアノの意匠に関して「特許庁長官賞」の受賞実績がありましたが、特許に対する「特別賞」と「発明実施功績賞」の受賞は初めてです。

なお、表彰式は6月20日(月)にホテルオークラ東京にて、常陸宮殿下同妃殿下ご臨席のもと行われる予定です。


○受賞内容
『平成23年度全国発明表彰 第一表彰区分 特別賞「朝日新聞発明賞」』
<受賞発明者> 『発明実施功績賞』
<受賞者> ○受賞発明
日本国特許第3562517号 「楽器およびその製造方法」

○受賞発明内容
「古木化を促進して楽器の音色を改善する方法の発明」

バイオリン、ギターなどのアコースティック楽器の音響特性は、楽器本体を形成する木材の性質に拠るところが大きく、経年変化により優れた音色を得られることは良く知られている。

発明者らは、この経年変化の現象に注目し、木材を所定の環境下に一定時間置くことでも、木材を構成する要素が短時間で経年変化と同様の化学変化を起こし、その音響特性を分析すると、楽器に好適であることを見出した。具体的には、楽器本体となる木材を高圧水蒸気中に投入し、音響特性として最適となる処理条件を、数々の試作と試験・評価を重ねて設定し、本発明の完成に至った。

この発明により、音響特性の優れた楽器材料を、短時間かつ均質に得ることができ、多くの演奏家のみならず、演奏家を目指す人々のために優れた音色の楽器を提供することが可能となった。本発明は、各種の楽器に適用され、その音色は様々なジャンルの著名演奏家から高評価を得ている。

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<全国発明表彰について>

社団法人発明協会主催による全国発明表彰は、大正8年の第1回帝国発明表彰開催にはじまり、優れた発明を完成した人、実施化に尽力した人、発明の指導・奨励・育成に貢献した人を顕彰することにより発明の奨励・育成を図り、我が国科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的として行っています。
http://www.jiii.or.jp/hyosho/zenkoku/zenkoku.html

<第一表彰区分における表彰の要件>

発明、考案においては、科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ実施効果が顕著で科学技術の向上及び産業の発展に寄与し、さらに新しい技術の発展性を創出していると認められること、としています。

<当社の全国発明表彰受賞実績>

平成 2年「特別賞」特許庁長官賞「発明実施功績賞」 電子ピアノの意匠
平成12年「発明賞」 電気バイオリンの意匠
平成17年「発明賞」 分解組立可能な電子オルガンの意匠
平成18年「発明賞」 電子ピアノの筐体の意匠
平成19年「発明賞」 声を音色に変換する電子トランペットの意匠
平成21年「発明賞」 光と音の新しいインターフェイスによる電子楽器の意匠

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