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一流のサウンドエンジニアによる音作りを再現
■ライブステージでもスタジオでの空気感豊かなサウンドを出力

ヤマハ エレクトリックアコースティックギター
『LJX26CP』『CPX1200』『APX1200』

− 新開発ピックアップ&プリアンプ「SRT」システム搭載、3モデル発売 −

ヤマハ エレクトリックアコースティックギター 『LJX26CP』 ヤマハ エレクトリックアコースティックギター 『LJX26CP』
税込価格 441,000円(本体価格 420,000円)

2010年4月9日

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、新開発のピックアップ&プリアンプシステムを搭載したヤマハ エレクトリックアコースティックギター『LJX26CP』を5月10日から、『CPX1200』『APX1200』を6月15日から発売します。


<価格と発売日>

品名 品番 税込価格(本体価格) 発売日
ヤマハ
エレクトリック
アコースティックギター
LJX26CP 441,000円(420,000円) 5月10日(月)
CPX1200 147,000円(140,000円) 6月15日(火)
APX1200 147,000円(140,000円) 6月15日(火)
◎初年度販売予定数:合計1,000本

<製品の概要>

 当社は、1966年に手工ギターの研究開発をスタート、幅広いジャンルにわたるギターを開発・製造してきており、高い評価を得ています。
 エレクトリックアコースティックギターは、アコースティックギターにピックアップを内蔵させ、演奏音をアンプなどへ出力できるようにしたものです。アコースティックギターは、弦の音をボディで増幅する構造のため、ステージなど広い場所やドラムやエレキギターなどと共にバンド編成で演奏する場合、そのままでは音量が不足します。このため、アコースティックギターならではの音を電気的に拡声し演奏したい、という要望から生まれたものです。当社ではエレクトリックアコースティックギター専用のボディを採用した「CPXシリーズ」「APXシリーズ」、アコースティックギター「Lシリーズ」「FGシリーズ」のピックアップシステム搭載モデル、ナイロン弦アコースティックギターにピックアップシステムを搭載した「NXシリーズ」など、多様なニーズに合わせて幅広いラインアップを展開してきました。

 このたび発売するモデルは、ピックアップ&プリアンプシステムに新開発の「SRT(Studio Response Technology:スタジオ・レスポンス・テクノロジー)」を採用したものです。この「SRT」システムとは、ギターに内蔵したピックアップから、スタジオで一流のサウンドエンジニアによるマイク録音を行ったような空気感豊かなサウンドが得られる画期的なシステムです。ライブステージからレコーディングまでの幅広い環境で、自然な演奏音を届けることができます。
 幅広いニーズに対応し、アコースティックギターの中でも手工ギター「Lシリーズ」の『LJX26CP』、エレクトリックアコースティックギター専用ボディ「CPXシリーズ」「APXシリーズ」の上位機種となる『CPX1200』『APX1200』の合計3モデルを発売します。いずれも当社の音・音楽のノウハウと40年を超えるギター作りの経験を活かしたもので、ピックアップ&プリアンプシステムだけでなくアコースティックギターとしても、楽器の完成度を追求したモデルです。

 詳細は以下の通りです。

<主な特長>

1.レコーディングスタジオの空気の揺らぎまでも再現する新開発「SRT」システム
「SRT」コントロール部
「SRT」コントロール部
新開発の「SRT」システムは、演奏を忠実にとらえるピックアップから、スタジオで一流のサウンドエンジニアによるマイク録音を行ったような、空気感豊かなサウンドが得られる画期的なシステムです。
このシステムでは、ピエゾ素子をサドル内部に搭載した新開発「SRTピックアップ」を採用しています。これにより、不要な周囲の音を抑えつつ弦の振動をダイレクトに拾うことが可能となり、立ち上がりの速いレスポンスと表現力豊かなサウンドが得られます。この「SRTピックアップ」の音とレコーディングスタジオで代表的なマイクロフォンによる音を同時に一流エンジニアが録音し、この差分を独自技術により分析。この差分を「SRTプリアンプ」でピックアップの音に与えることにより、スタジオでのマイクサウンドを再現するのが「SRT」システムです。
周囲の音の影響や動きを伴うパフォーマンスなどで理想的なマイクセッティングが困難なライブステージでも、アコースティックギター本来の空気感豊かなサウンドから、立ち上がりの速いダイレクトなサウンドまで自在に得ることが可能となります。
2.一流エンジニアによる3種類のマイクと2種類のマイクセッティングのサウンドを選択可能
2種類のマイクセッティング
マイクサウンドは、世界のエンジニアが愛用するビンテージ・コンデンサー・マイクから代表的な大口径振動板タイプと小口径振動板タイプ、さらにモダンなリボン・マイクを含めた合計3種類のマイクロフォンでの録音を分析して搭載。これらのマイクサウンドを“TYPE”として選択できます。それぞれ、マイクを至近距離に設置しクリアーな音を実現するオン・マイクの音の“FOCUS”と、数メートル離れた位置に設置したオフ・マイクの音をオン・マイクに加え、より空気感のある音を実現する“WIDE”のサウンドを選択可能。曲調や奏法、音色などの好みに合わせてスイッチひとつで切り替えることができ、一流サウンドエンジニアの音作りによるナチュラルでバリエーション豊かなマイクサウンドを使い分けることができます。
また、“BLEND”ノブにより、ナチュラルなマイクサウンドとピエゾピックアップからダイレクトに得られるモダンなサウンドを自在にブレンド可能。さらに“RESONANCE”ノブによりマイクサウンドに含まれるギターの胴鳴り成分をコントロールすることもでき、積極的な音作りも可能です。
3.ハウリングを抑えるA.F.R.(Auto Feedback Reduction)を内蔵
スピーカーから出る音が大きいと、自らの音を再びピックアップで拾ってしまい、特定の周波数で不快な音が出てしまうハウリングという現象が起きることがあります。このハウリングの原因となる周波数を自動的に検知し、その周波数を抑えこむ「A.F.R. (Auto Feedback Reduction)」を内蔵しています。万一ハウリングが生じそうなセッティングの場合でも、余裕を持って対応することができます。
4.3つのボディタイプを用意
幅広いニーズに対応し、3つのボディタイプを用意しています。当社のアコースティックギターのラインアップの中から、手工ギター「Lシリーズ」のミディアムジャンボ/カッタウェイタイプと同じボディの『LJX26CP』、エレクトリックアコースティックギター専用ボディ「CPXシリーズ」「APXシリーズ」の上位機種となる深胴ボディの『CPX1200』、薄胴ボディの『APX1200』の合計3モデルを用意しています。
いずれも厳選した材を用い、表板、裏板、側板ともに単板を採用しています。
5.長期間を経た木材と同様の変化を生む独自の木材改質技術「A.R.E.」を採用(『LJX26CP』)
『LJX26CP』では、当社アコースティックギター『L26ARE』シリーズでも好評の、薬品類を一切使わず、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより木材に物性的変化を与える当社独自の木材改質技術「Acoustic Resonance Enhancement (A.R.E.)」を表板に採用。音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりや減衰の高速化を実現。耳障りな倍音成分の少ない、熟成され、温かみのあるサウンドが得られ、バランスの良いサウンドを実現しています。
●新開発「SRT: Studio Response Technology(スタジオ・レスポンス・テクノロジー)」システムについて
 ギターなどのアコースティック楽器は、楽器自体が振動し、これが演奏空間の空気を震わすことにより演奏音が伝わります。
 アコースティック楽器のレコーディングでは、この演奏空間を伝わってくる演奏音をとらえるため、通常はマイクロフォンを使って集音します。上質なアコースティックギターの演奏音としては、音楽的に“空気感豊かな”サウンドがポイントとなります。このため、演奏者や楽器だけでなく「音響的に優れたスタジオ」「厳選されたマイクロフォン」「一流のエンジニア」を揃える必要があります。
 一方、ライブステージでは、多くの聴衆に他の楽器とバランスよく伝えるために、演奏を電気的に増幅し、高音質・大音量で伝えることが求められます。アコースティックギターの音をとらえるためにはレコーディングと同様にマイクロフォンが用いられてきましたが、他の楽器の音やスピーカーの音なども拾ってしまいます。このため、演奏音を電気的に出力するピックアップシステムを搭載した、エレクトリックアコースティックギターが開発されました。
 従来のピックアップシステムでは、不要な周囲の音を抑えつつ、その楽器の音のみをとらえられるようブリッジもしくは表板にピックアップを取り付けていました。このため弦振動やボディの鳴りを活かしたダイレクトなサウンドが得られますが、マイクロフォンでの集音に比べ、空気感が不足しがちでした。
 新開発の「SRT」システムでは、ピエゾ素子をサドル内部に搭載した新開発「SRTピックアップ」を採用しており、弦振動を忠実に伝えます。この「SRTピックアップ」の音とレコーディングスタジオで代表的なマイクロフォンによる音を同時に一流エンジニアが録音し、この差分を独自技術により分析。ピックアップの音に対してこの差分を「SRTプリアンプ」で与えることにより、レコーディングスタジオでマイク集音した、空気感豊かなサウンドを再現します。国内外の主要レコーディングスタジオ、プロレコーディングエンジニア、プロデューサーらの協力を得て音作りを行い、アーティストによる評価を繰り返して完成させたものです。理想的なマイクセッティングが困難なライブステージでも、アコースティックギター本来のナチュラルなサウンドと一流エンジニアによる緻密な音作りを再現する、長年の楽器作りと音・音楽のノウハウを結集した当社ならではの画期的なシステムです。

<主な仕様>

品番 LJX26CP CPX1200 APX1200
胴型 ミディアムジャンボ CPXカッタウェイ APXカッタウェイ
弦長 650mm 650mm 650mm
表板 イングルマンスプルース単板(A.R.E.) スプルース単板 スプルース単板
側・裏板 ローズウッド単板 ローズウッド単板 ローズウッド単板
マホガニー&パドック
5ピース
マホガニー マホガニー
指板/下駒 エボニー エボニー エボニー
指板幅
上駒部/下駒部
44mm/55mm 43mm/55mm 43mm/55mm
胴厚 100mm〜125mm 95mm〜115mm 80mm〜90mm
塗装 グロス仕上げ グロス仕上げ グロス仕上げ
カラー ナチュラル VS:ビンテージサンバースト
TBL:トランスルーセントブラック
NT:ナチュラル
TBL:トランスルーセントブラック

PU&コントロール

SYSTEM-62

SYSTEM-62

SYSTEM-62

付属品

ハードケース
サウンドホールカバー

セミハードケース
サウンドホールカバー

セミハードケース
サウンドホールカバー


ヤマハ エレクトリックアコースティックギター 『CPX1200』   ヤマハ エレクトリックアコースティックギター 『APX1200』
写真左: ヤマハ エレクトリックアコースティックギター 『CPX1200』
税込価格 147,000円(本体価格 140,000円)
写真右: 同 『APX1200』
税込価格 147,000円(本体価格 140,000円)
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