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素材から仕上げまで、数々の新技術を搭載
■伝統のBBオリジナルシェイプを受け継ぎつつ、ボディの鳴りを徹底的に追求

ヤマハ エレキベース
『BB2024』 『BB2024X』

−ピックガードやメタルプレートを装着したモデルも用意し、11月1日(日)発売−
ヤマハ エレキベース 『BB2024 VSB』   ヤマハ エレキベース 『BB2024X VW』
写真左: ヤマハ エレキベース 『BB2024 VSB』   
税込価格 336,000円(本体価格 320,000円)
写真右: 『BB2024X VW』   
税込価格 346,500円(本体価格 330,000円)
2009年10月21日

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、エレキベースの新製品として、BBシリーズの伝統を受け継ぎつつも数々の新技術を搭載した、ヤマハ エレキベース『BB2024』『BB2024X』を11月1日(日)から発売します。


<価格と発売日>

品名 品番 税込価格(本体価格) 発売日
ヤマハ エレキベース BB2024 NT 336,000円(320,000円) 11月1日(日)
BB2024 BL
BB2024 VSB
BB2024X BL 346,500円(330,000円)
BB2024X VSB
BB2024X VW
◎初年度販売予定数:合計200本 ※品番の末尾は色/仕上げを表し、「NT」はナチュラル、「BL」はブラック、「VSB」はビンテージサンバースト、「VW」はビンテージホワイトを表しています。

<製品の概要>

 当社は、1966年にエレキベース、エレキギターの販売を開始し、40年以上もの間、初心者用モデルからプロ用のカスタムモデルまで幅広い製品を開発・販売してきました。中でもエレキベース「BBシリーズ」は、1977年に発売以来、独自のサウンドとデザインで高い支持を受け続けてきました。

 今回発売する『BB2024』は、伝統のBBオリジナルシェイプを受け継ぎつつ、ボルトオン・パッシブを極めるというテーマで開発し、ボディの鳴りを徹底的に追求したシンプルながら骨太なロックベースです。3ピース構造ながら1ピース構造に近いタイトなボディ、弦振動を効率的にボディに伝える新発想の構造、当社独自の木材改質技術である「A.R.E.(アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント)」と楽器の振動を促進させる「I.R.A.(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)」の採用、オープンフェイス構造による新設計のピックアップなど、数々の技術研究・商品開発のノウハウを結集し、迫力のあるベースサウンドを実現しました。さらに、『BB2024』のボディにピックガード、コントロール部に金属ノブ、メタルプレートを装着したバリエーションモデル『BB2024X』を用意しています。
 『BB2024』『BB2024X』の生産は、当社の高級ギターやカスタムギターを生産しているヤマハミュージッククラフト(株)の熟練した職人たちの手によって行われます。最新技術とクラフトマンシップの融合により、ヤマハならではの高品質を追究しています。
 詳細は以下の通りです。

<主な特長>

1.タイトなボディ振動が得られる「スプライン・ジョイント」
スプライン・ジョイント
スプライン・ジョイント
『BB2024』『BB2024X』では、ボディに独自の接合手法「スプライン・ジョイント」による3ピース構造を採用しました。一般的な2ピース構造では、楽器の中心部にその接合部が配置されますが、本構造では、ピックアップやブリッジが接合部に配置されることを避け、振動をしっかりと受け止めるセンターの部材を配置。センターと両サイドの接合部にはスリットを設け、相互の材をつなぐ板状の“スプライン”を挟み込むことによって、多くの接着面積を確保しています。接着剤のみでの接合に比べ効率の良い振動伝達を実現し、3ピース構造ながら1ピース構造に近いタイトなボディ振動を得ています。
2.弦振動を効率的にボディに伝える「ストリング・スルー・ボディ」
ボディ裏側から弦を通し、弦振動を効率的にボディに伝える「ストリング・スルー・ボディ(弦裏通し)」構造を採用。この構造ではボディ裏側から垂直に弦を通す構造が一般的ですが、『BB2024』『BB2024X』では、45度の角度で弦を通す新発想の構造を採用しました。ベース用弦は非常に太いため、従来の構造では、弦を曲げて支えているサドル部とプレート部での振動ロスが大きく、弦振動がボディに効率的に伝わりません。そこで『BB2024』『BB2024X』では、ボディ底部を斜めにカットし45度の角度をつけて弦を通すことにより、サドル部での弦のストレスを軽減し、裏通し効果をより効率的に得ています。
ブリッジ部分      斜めにカットした弦の裏通し
ブリッジ部分 斜めにカットした弦の裏通し
3.新設計のオープンフェイス構造ピックアップ
フロント・リア共にこのモデルのために開発された新設計のBBオリジナルピックアップを搭載。最高のパッシブサウンドを追求し、米国ロサンゼルスにあるヤマハアーティストリレーション拠点「YASH(Yamaha Artist Services Hollywood)」と共同開発を進め、度重なるアーティストとの意見交換に基づいて完成した専用の日本製ピックアップです。ボビンやマグネットの素材選びにも徹底的にこだわり、エレキギターSGシリーズに使われているセミオープンハムバッキングピックアップの設計思想を継承した“オープンフェイス構造”により弦とボビンとの距離を近づけ、弦振動を確実にとらえて迫力のあるベースサウンドを引き出します。
4.独自の木材改質技術「A.R.E.」とボディの鳴りを引き出す「I.R.A.」処理を採用
ボディ材には、温かみのある中域音が特徴のアルダーを採用。当社独自の木材改質技術「A.R.E.(アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント)」を施すことによって、木材自体の音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりや減衰の高速化を実現し、スムースで深みのある鳴りを実現しています。さらに「I.R.A.(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)」処理も採用。完成後の楽器に適切な振動を与えることで、完成直後の楽器に内在する塗料や接着剤等のストレスを軽減し、楽器の振動を促進させます。ボディ材には「A.R.E.」で、楽器として完成後には「I.R.A.」処理を施すことで、理想的なボディの鳴りを引き出しています。
5.ピックガードを搭載したバリエーションモデルも用意
『BB2024X』は、『BB2024』のボディにピックガードを、コントロール部に金属ノブ、メタルプレートを装着したバリエーションモデルです。それぞれ3種類の色/仕上げのモデルを用意し、幅広いニーズに応えます。

■「A.R.E.(アコースティック・レゾナンス・エンハンスメント)」について
 「A.R.E.」は、楽器全般の主要素材の一つである木材に関する基礎研究から生まれた、当社独自の木材改質技術です。温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材と同様の経年変化を短時間で生みだすことによって、音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりや減衰の高速化を実現しました。これにより、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない、熟成された温かみのある音色が得られます。また、その過程において薬剤等は一切使わず、環境面への負荷が低いのも特長です。
■「I.R.A.(イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)」について
 「I.R.A.」は、完成品の楽器に対して、その楽器固有の振動を与えることで塗装と木部間やパーツ間などにあるストレスを解消する技術です。この処理を施すことによって、弾き込むことで演奏になじんだ楽器のように、サステイン豊かな鳴らしやすい状態になります。当社のエレキギター「SG」シリーズで採用し、好評を得ている技術です。

<主な仕様>

品番 BB2024 BB2024X
ボディ アルダー(A.R.E.)
3ピース(スプライン・ジョイント)
ピックガード無し
アルダー(A.R.E.)
3ピース(スプライン・ジョイント)
ピックガード付き
ネック メイプル&マホガニー 5ピース(ボルトオン)
指板 ローズウッド21F (250R)
ブリッジ ビンテージ・プラス(ブラスサドル、スチールプレート)
弦長 863.6mm
ピックアップ BBオリジナル (フロント:アルニコVマグネット、リア:セラミックマグネット)
付属品 ハードケース
文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
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