<参考資料>
■2009年度グッドデザイン賞

自動演奏ピアノ、電子鍵盤楽器、ホームシアターシステムなど6製品が受賞

2009年度グッドデザイン賞受賞製品 2009年度グッドデザイン賞受賞製品

2009年10月1日

 ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、財団法人日本産業デザイン振興会(東京都港区赤坂9-7-1、会長:岡村 正)が主催する2009年度グッドデザイン賞で、自動演奏ピアノ、電子鍵盤楽器、ホームシアターシステム、デスクトップオーディオ、ゴルフクラブなど6点が、グッドデザイン賞を受賞いたしました。


グッドデザイン賞(Gマーク)は、昭和32年(1957年)に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承する総合的なデザイン評価・推奨システムです。
当社は、昭和32年(1957年)から合計237点の製品が、グッドデザイン賞の選定を受けております。2009年度は4月に募集を開始し、同振興会が約3ヵ月にわたって審査を行いました。
今回受賞したのは下記の6製品ですが、それぞれ異なるデザインポイントを持っており、その根底にある 「長く愛用されるもの」、「価値が徐々に高まっていくもの」、「簡潔なデザインを基本とする」、「厳選された素材と仕上げの美しさのバランス」 というヤマハデザインの4つの基本的な考え方が、具現化・具体化されたものです。

<2009年度グッドデザイン賞受賞ヤマハ製品とそのデザインの特徴>

1. 自動演奏ピアノ  ディスクラビア E3 (2008年10月発売)
  デザイナーのコメント
    ピアノの持つインテリア性や黒鏡面の仕上げに象徴される高品質な佇まいにふさわしい、コントロールユニットのデザインに注力した。子供からお年寄りまでの幅広いユーザー層を考慮し、ディスクの挿入方法をはじめ、使いやすさが損なわれない工夫を施した。
デザインのポイント
輝度、視野角に優れた有機EL表示を採用し、大文字表示で操作スイッチは自照式を採用。
ピアノの外観にマッチするようにパネル面を黒鏡面で仕上げ、シンプルな操作系とした。

2. ホームシアター・システム YHT-S400 (2009年9月発売)
  デザイナーのコメント
    スピーカ部は、薄型TVの音質を追加向上していることを、最低限の存在感で示唆しつつ、視聴時に目障りにならない設置位置やサイズを考慮。基本機能に忠実なレイアウトを、控えめな存在感に統合してデザインすることで、ユーザーが新しい「音の楽しみ」を自然に体験できるように試みた。
デザインのポイント
実際の使い方に応じた機能要素を再構築し直し、新しい表情を与えた。インテリアとしても出しゃばらないコンパクトな外観と存在感を目指した。他の小型スピーカ商品とのデザインのバランスを図り、組み合わせ使用にも考慮した。

3. ハイブリッドピアノ アバングランド N3 (2009年5月発売)
  デザイナーのコメント
    電子楽器の利便性を備えながら、弾き応えはグランドピアノそのもの。グランドピアノの何を継承し、何を変えていくべきかを徹底的に吟味。演奏者の「本物のグランドピアノのエモーション」の実現を目指し、これまでのデザイン手法を改めて、問い直した。
デザインのポイント
“機能を正直にかつ美しく見せる”というグランドピアノの「機能美」を継承したデザイン。大屋根を開ける儀式性、華やかな内部を目にした時の高揚感など、演奏者の気持ちや視点を第一にデザインした。

4. ゴルフクラブ フェアウェイウッド・ユーティリティ (2008年12月〜発売)
  デザイナーのコメント
    フェアウェイウッド・ユーティリティクラブに限らず、ゴルフクラブは形状そのものが、機能を表している。つまり飾り立てるデザインは、デザインの機能的意味を伝え難くしていると考える。ゴルファーが、形状を見ただけで、機能を理解できかつクラブを信頼して、大切な一打を正確に打てるイメージを喚起するデザインを目指した。
デザインのポイント
FRICOFFソールという、新しい機能を形状に表し、“飛ばす”だけでなく、“狙う”イメージを喚起するソールデザインで、長く所有する道具として、飽きのこない充実した質感を追求した。

5. ハイブリッドピアノ アバングランド N2 (2009年7月発売)
  デザイナーのコメント
    音量、重量、スペースの理由で、グランドピアノを今まで諦めていたプレーヤーへの回答としてデザインした。プレーヤーが対峙するスペース(鍵盤、鍵盤蓋、拍子木)はグランドピアノに近い形状を残し、プレーヤーの期待する「グランドピアノの弾き応え」に答える一方、それ以外の箇所は、サウンドシステムを考慮した“奥行き最小のハイブリッドピアノ”に最適化し、全体構成を刷新した。
デザインのポイント
プレーヤーの視点で、ピアノが実際の本体の向こうに続くようなイメージの側面の曲線と鍵盤周辺をデザインした。アップライトピアノと同様サイズながら、全体構成、細部のデザインによりグランドピアノを表現した。

6. マイクロコンポーネント・システム MCR-040 (2009年10月発売)
  デザイナーのコメント
    強く「音楽」を感じさせることができる、基本的な機能で長い時間愛用してもらえるような商品の表現を探していて、ギターエフェクターという意外と身近なものがヒントになった。多様な色、頑丈な材質の躯体、いつもギターリストの足の下で仕事をこなしている様。まさに答えは自分の「足もと」にあった。
デザインのポイント
多くのカラーバリエーションだけでなく、短い生産リードタイムを粉体塗装の採用で実現。粉体塗装と板金の躯体により、丈夫で割れないため、へこんでも使おうと思え、長く使うことを可能にしている。
文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。
お問い合わせ先 報道関係の方
back