ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)の新しいコンセプトの電子楽器、ヤマハTENORI-ON(テノリオン)が、このほどニューヨーク近代美術館(ミュージアム・オブ・モダン・アート:MoMA)の建築・デザイン部門のパーマネントコレクションに選定されました。当社製品では、これまでに4製品が選定されており、今回のTENORI-ONは5製品目の選定となります。
ニューヨーク近代美術館(MoMA)は1929年に設立。同建築・デザイン部門は、設立3年後の1932年に、世界初の建築・デザイン部門として発足しました。同部門のパーマネントコレクションは、19世紀後半から現代にいたるまでの、建築・デザインの特徴的な大きな運動・流れを代表する作品、製品から選定し、コレクションとして永久保存しています。デザインコレクションは家庭用機器、家具、食器、織物・生地、スポーツカーからヘリコプターまでに及びます。
■ご参考 MoMA(ニューヨーク近代美術館)の建築・デザイン部門について
日本語
http://www.moma.org/visit/infoplans/japanese_plan
<「TENORI-ON」の概要>
「TENORI-ON」は、メディアアート界の第一線で活躍中の岩井俊雄氏によるアイデア及びデザインをヤマハの電子楽器技術によって実現した、アーティストとメーカーのコラボレーション製品です。正方形(205×205mm)のボード状をした本体には16×16(256個)のLEDボタンが配置されており、これらが点滅することで音楽の構造が視覚化されます。またこれらのボタンに直接触れることで、専門的な知識がなくても音と戯れるかのように直感的に作曲ができ、作曲しながらリアルタイムで演奏することが可能となる、全く新しいインターフェースの電子楽器です。本体を両手で保持する独特の演奏スタイルに合わせてグリップのような形状をしたマグネシウムのボディーや両手で保持しながら全てのボタンに親指が届くよう厳密に計算されたボタンと本体のサイズ、また本体裏側にも256個のLEDが光り、聴衆側からステージでの演奏状態が見えるようにした配慮など、大変ユニークなデザインとなっております。2007年9月からイギリスで発売開始し、その後北米、欧州、日本で順次販売しています。
なお、TENORI-ON及び岩井俊雄氏は、2009年3月に第12回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門の大賞を受賞しました。
<これまで、MoMA建築・デザイン部門パーマネントコレクションに選定されたヤマハ製品>
<岩井俊雄氏のプロフィール>
筑波大学在学中から、実験アニメーション制作を始め、コンピューターを使った作品へ移行し、1985年に「時間層 II “Time Stratum II”で第17回現代日本美術展の大賞を最年少で受賞、1997年には坂本龍一氏と共作「Music Plays x Images Play Music」でゴールデン・ニカ受賞。近年は「エレクトロ・プランクトン(ニンテンドーDS)などを通して“音と光で楽しむこと”を最新技術で表現している。
<TENORI-ON関連ウェブサイト>
文中の商品名、社名等は当社や各社の商標または登録商標です。