文化庁メディア芸術祭実行委員会が主催する平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門において、当社がメディアアーティスト岩井俊雄氏と共同開発した新しいコンセプトの電子楽器TENORI-ONが、大賞を受賞いたしました。
文化庁メディア芸術祭賞は、メディア芸術の創造とその発展を図ることを目的として、1997年度から毎年開催されています。アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で創造性あふれる作品を顕彰するとともに、その創作活動を広く紹介しています。
平成20年度は9月に募集を締め切り、44カ国から2,146作品の応募があり、同実行委員会の審査結果が、12月9日に発表されました。贈呈式は、2009年2月3日に東京ミッドタウン・ホールで、受賞作品展は、2009年2月4日〜15日に国立新美術館で開催される予定です。
TENORI-ONの受賞理由は、必然性を持つ革新性がある作品であること。そして、これを象徴するヒトと機械との接面といえるインターフェース部分が、ハードウェアとして商品化まで実現したこと。また音楽の知識なしでも、気軽に遊べる装置でありながら、その可能性は未知数で、初めて手にしたプレーヤーたちに、これほどまで新たなチャレンジ意欲を抱かせる楽器(音楽インターフェース)は他に類がないとの評価を受けました。
TENORI-ONが大賞を受賞したエンターテインメント部門は、ゲーム、遊具、映像(VFX、CMなど)、キャラクター、Webなどが対象で、大賞は各4部門で最高位に位置づけられる賞で、今回はTENORI-ONが単独で大賞を受賞しました。昨年のエンターテインメント部門大賞は、任天堂のWii Sportsが受賞しています。
<TENORI-ON(2008年5月発売)の特長>
TENORI-ONは、メディアアーティスト岩井俊雄氏とヤマハが共同開発したもので、音楽の知識がなくても視覚的、直感的に作曲/演奏することができる、全く新しいコンセプトの電子楽器です。既に欧米やわが国のミュージシャン、DJや先進的なユーザーの手によって、ライブやオンラインなどで様々なパフォーマンスが披露されており、「YouTube」などのサイトでもその演奏を視聴することが可能です。
縦横約20cmの正方形のマグネシウム合金のフレームの内側に、白色LEDを内蔵したボタンを縦横各16個(計256個)配置し、そのボタンを押すことによって演奏を行います。AWM音源で253種類の音色を掲載。サンプリングしたオリジナルの音を追加することも可能で、シーケンサー(編集)機能も内蔵しており、演奏データをSDメモリーカードに記憶したり、他のMIDI楽器と連動した演奏も可能です。
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