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jet会員のご紹介~私たちのステキな先生~

月刊エレクトーン 2018年3月号 月刊エレクトーン
2018年3月号

全国にあるjet会員の個人宅教室を訪ね、エレクトーン指導の独自の工夫やエレクトーンへの想いをインタビューします。今月は、長年にわたり多くの生徒に愛され、発表会は毎回、生徒が運営をサポートして行うという神奈川県横浜市の佐津川明美先生(スター楽器支部)を訪ねました。

2018年3月号 佐津川明美先生(スター楽器支部)

PROFILE (さつかわ・あけみ)幼いころからピアノを始め、小学校では器楽合奏部でアンサンブルの楽しさを知る。故郷の奈良から家族で横浜に移り、20歳からエレクトーンを始める。3~4年で演奏グレード5級を取得し、指導の仕事に就く。30数年前からは自宅で教えるように。4月に新学期、新年度を祝う「おめでとうコンサート」、12月は「クリスマス会」、1年半に1度の発表会を開催。小さな子どもから大人まで、多くの生徒が信頼を寄せる先生だ。

レッスン室全景。レッスン室全景。

先生と生徒はもちろん、生徒同士の横の繋がりで、教室全体が輪になる

ご自宅の2階にレッスン室がある。ご自宅の2階にレッスン室がある。

横浜市の北部、JRと京浜急行の鶴見駅から鶴見川を渡り、スポーツ施設と図書館などが充実している潮田公園近くに「さつかわ音楽教室」がある。レッスン室は、佐津川明美先生のご自宅の2階。

教室を始めて30数年。開設当初からの付き合いとなる生徒や元生徒も多い。手紙で連絡は欠かさない先生に、「今度の発表会、出てみようかな」と不意に連絡が来たり…。そんなわけで、弾きたいときだけ来る生徒も含めて50名が在籍、30名がエレクトーンを楽しむ。
「“チームさつかわ”というスタッフ集団があって、発表会は彼らが運営を担ってくれています」

1年半に一度行う発表会は、聴いて楽しい音楽会を目指す。1990年、第4回目の発表会で、“みんなで何かをしたい、みんなで作る発表会にしたい”と佐津川先生が発案し、スタッフを募って音楽物語を上演しこれが大成功!
「自分のお子さんの演奏以外は寝ているお父さんたちを寝かせないものを作りたかったんです(笑)。最初は1年前から取り掛かり、何回も集まって作り上げました。そのおかげで結束力がつきチームができました」

駅前のオープンスペースで行われた「つるみ音楽祭」には、毎回出演。これは2010年の模様より。駅前のオープンスペースで行われた「つるみ音楽祭」には、毎回出演。これは2010年の模様より。

発表会は、生徒がスタッフとなり運営する。こちらは2014年の“チームさつかわ”。発表会は、生徒がスタッフとなり運営する。こちらは2014年の“チームさつかわ”。

記念すべき第20回発表会より(2014年11月24日)。生徒の思いが綴られた記念の冊子「メッセージ」も配られた。記念すべき第20回発表会より(2014年11月24日)。生徒の思いが綴られた記念の冊子「メッセージ」も配られた。

「アナと雪の女王」のコスプレでアンサンブル演奏したチーム。「アナと雪の女王」のコスプレでアンサンブル演奏したチーム。

第21回発表会より。佐津川先生(右)も加わったハンドベル演奏。第21回発表会より。佐津川先生(右)も加わったハンドベル演奏。

第21回発表会より(2016年7月17日)。手話を交え、「小さな世界」を合唱。第21回発表会より(2016年7月17日)。手話を交え、「小さな世界」を合唱。

こんなすごい楽器だと広くみんなに知ってほしい!

以来、その時々のメンバーによるチームが発表会を運営、来たる3月24日には第22回目の発表会が行われる。メンバーの中には出演はせず、スタッフ専任という人も。
「最初は完璧を目指していて、スタッフにもそのように動くように指示して、ちょっとのミスがストレスだった。でも、それはおかしい、何が一番大切なことかを考えたんです。私の満足度ではなく、スタッフの仕事の流れがスムーズに進んだか、観客が喜んでくれたかが一番大事。それで考え方を改め、私自身も変わってきました。馴れ合いは大嫌いなので締めるところはビシッと締めますが、ちょっとのミスは“あー、間違ってる”と笑っていられるようになりました」

4月に進級、進学などを祝って行う恒例の「おめでとうコンサート」。スター楽器小杉センターの大教室で。4月に進級、進学などを祝って行う恒例の「おめでとうコンサート」。スター楽器小杉センターの大教室で。

レッスン室があふれんばかり! 毎年盛況な「クリスマス会」。レッスン室があふれんばかり! 毎年盛況な「クリスマス会」。

ボランティアで、施設での演奏活動も行う。ボランティアで、施設での演奏活動も行う。

音楽はもちろんだが、もっと深いところで先生と生徒の間に信頼関係があるのだ。

そんな先生が願っているのは、何よりもエレクトーンを多くの人に知ってもらうこと。
「20歳から始めたエレクトーンですが、HS型が出て、音は作れるし、リズムは組める、録音もできることに、うれしくなっちゃって。あの機種で私は育てられたのだと思います。その楽しさ、ワクワクは今もずっと続いています。エレクトーンはこんなにすごい楽器なんだ、ということを皆さんにもっと知っていただきたい。そういうつもりでずっとやってきているんです」

発表会以外の行事やイベントと、さまざまな演奏の場を生徒に提供し、自身もボランティア演奏に出かける佐津川先生。教室の輪はこれからもますます広がっていくのだろう。

生徒が手作りした折り紙を飾る。生徒が手作りした折り紙を飾る。

レッスン室の入り口のプレートレッスン室の入り口のプレート

月刊エレクトーン2018年3月号より 写真提供/jet本部 文/編集部