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おんがく日めくり

02月 14日

童謡の作曲家、草川信誕生(1893〜1948)

腕白坊主が生み出した、懐かしいメロディ

 日本人ならだれもが知っている童謡「夕焼け小焼け」の作曲者、草川信は、1893年のこの日に、信州は長野の善光寺の近くで生まれました。1913年に東京音楽学校に入学し、バイオリンとピアノを学びますが、そのときのピアノの師が、「靴が鳴る」や「雀の学校」の作曲者として知られる弘田龍太郎でした。その弘田との親交から、卒業後、東京で教員をしながら雑誌「赤い鳥」の童謡運動に参加。1921年に「夕焼け小焼け」を作曲して、童謡作曲家として一躍有名になります。その後も「ゆりかごのうた」や「どこかで春が」など、バイオリン奏者らしい流れるような旋律による、親しみやすく印象深いメロディを多数生み出し、48年に亡くなりました。

 幼少のころの草川信は、後に自身が著書「想い出の記」に記したように、とてつもない腕白坊主だったとか。ドジョウを取ろうとして田んぼの畦に穴をあけ、水を滝のように流れ出させてしまって田んぼの持ち主にこっぴどく怒られたり、おつかいで酒を買ってきた少年の酒瓶を割って泣かせたり、大石を背後の山から転がしてお寺の屋根に穴を空けたり、ほうきの柄でオルガンの鍵盤を力いっぱいグリッサンドし、黒鍵をすべて折ってしまったり……。とても後のゆったりとしたメロディからは想像もできないエピソードばかりですが、そんなやんちゃな少年時代の想い出を曲に投影しているからこそ、彼のメロディは、聴く者にどこか懐かしい、望郷の念を呼び起こさせるのでしょう。


夕焼小焼 作曲:草川 信 2002 YAMAHA CORPORATION

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