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おんがく日めくり

06月 19日

イギリスのロック・バンド、ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)のアルバム『DISCOVERY』がプラチナディスク獲得(1976)

“ポップスの魔術師”ジェフ・リンが生み出す王道サウンド

 エレクトリック・ライト・オーケストラ、通称E.L.Oは、1970年代から80年代にかけて、大変な人気を誇ったポップ・グループです。86年に解散するまで12枚のアルバムを残し、全世界で2500万枚もの売上げを記録。もちろんシングル・ヒットも連発し、ギネス・ブックで“最もトップ40ヒットが多いアーティスト”と認定されるほどでした。そんな彼らのキャリアの中で最高傑作として名高いのが、79年に発表した『ディスカバリー』。「シャイン・ラブ」をはじめ計4枚ものシングル・ヒットを生んだ、まさにポップスの歴史に燦然と輝く作品です。

 70年にロイ・ウッドとジェフ・リンという、2人の才能豊かなコンポーザーを中心に結成されたE.L.Oは、当初からホーンやストリングスをメンバーに加え、ポップスとクラシックの融合を目指していました。ロイ・ウッドが72年に脱退した後も、最盛時は7人編成という大所帯で活動を続けましたが、次第にジェフ・リンのワンマン・バンド的な色が濃くなり、ストリングスやホーンのメンバーは次々と脱退。代わりにシンセサイザーを駆使した、スペーシーなポップ・サウンドを前面に押し出したのが、この『ディスカバリー』。ジェフ・リン自身が「全曲シングルカットできるレベル」と語ったほど、各曲の完成度は高く、レノン=マッカートニーを思わせるメロディと明るいハーモニー、凝っていながらも親しみやすいサウンドで、ジェフ・リンは“ポップスの魔術師”と呼ばれるようになりました。

 ジェフ・リンの生み出す、まさにポップスの王道をいくサウンドは、アメリカのボストンら多くのアーティストに影響を与え、ジェリー・フィッシュといった追従者も生みました。日本でも、奥田民夫がジェフ・リン・フリークとして知られ、ユニコーン時代からアレンジ面などで大いに参考にしています。奥田自身が“E.L.Oへのオマージュ”と公言した、パフィーの大ヒット曲「アジアの純真」を、「シャイン・ラブ」と聴き比べてみるのも面白いでしょう。ちなみに90年代のジェフ・リンはプロデューサーとして活躍し、敬愛するビートルズの『アンソロジー1 / 2』のプロデュースや、ポールジョージリンゴそれぞれのソロアルバムの制作に関わったりしてきましたが、2001年、15年ぶりにE.L.Oを復活させアルバム『ZOOM』を発表し、大規模なツアーも敢行。ファンを大いによろこばせました。



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