ページ内移動リンク

ホーム > ういくり > おんがく日めくり


おんがく日めくり

10月 24日

ローリング・ストーンズがアメリカの人気TV番組「エド・サリヴァン・ショー」に初出演(1964)

ストーンズには鬼門だった?エド・サリヴァン・ショー

 1948年から71年まで、23年にわたって全米でオンエアされていた人気テレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」。その名の通り、エド・サリヴァンが司会を務め、毎回いろいろなゲストが生演奏を行う、アーティストにとってはアメリカで成功するための登竜門のような番組でした。事実、64年の2月にビートルズが初めてアメリカ・ツアーで上陸した際も、到着2日後には早速このショーに生出演。アメリカ国民の60%にあたる7300万人がテレビに釘付けになったといわれ、警察庁の発表によるとその時間帯には青少年による犯罪は一件も起こらなかったそうです。

 さて、ビートルズに遅れること8ヶ月、彼らのライバル・グループと目されるローリング・ストーンズも、エド・サリヴァン・ショーへの出演を実現させました。ビートルズと違って、当時のアメリカ国民はそれほど彼らを歓迎してはおらず、6月に行った初のアメリカ・ツアーは空席の目立つ寂しいものでした。ストーンズとしてはここで巻き返しを図りたかったところですが、司会のエド・サリヴァンは厳格な人物として有名。かつてはエルヴィス・プレスリーの腰の動きが卑猥だとして、彼のショウに出演した際には上半身しか写さず、エルヴィスを激怒させたこともあるほどです。そんな彼が優等生のビートルズに対し、不良イメージで売っているストーンズを、快く思っていたはずはありません。案の定、「アラウンド・アンド・アラウンド」と「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」を演奏したストーンズに対し、ミック・ジャガーの身振りや歌い方に品がないとこき降ろし、なんとカメラに向かって「2度と彼らをテレビに出しません」と頭を下げたのです。

 しかし65年に入ってアメリカでもストーンズ人気に火が付き始めると、サリヴァンはあっさりと前言を撤回。65年2月にはめでたくストーンズは2回目の出演を果たしました。ただし、ファンの大騒ぎを恐れたサリヴァンの命令で、楽屋に12時間も閉じこめられてしまいましたが……。さらに67年には3回目の出演を果たしますが、このときも問題が発生。「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」の歌詞にサリヴァンが「セックスを連想させる」と難色を示し、歌詞を「Let's spend sometime together」と変えるよう要求したのです。これを受け入れたミックと、反対派のキース・リチャーズの間で大ゲンカとなり、結局キースが折れたものの、バンドにとっては後味の悪い結果となってしまいました。どうやらストーンズにとって、このショーは鬼門だったようですね。


レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー 作曲:Mick Jagger,Keith Richard 2001 YAMAHA CORPORATION

  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
    コンテンツは、アーカイブとして継続公開します。

その他の出来事

おんがく日めくりメニュー

人名検索

おんがく日めくりに登場する人物を人名で検索できます。

曲データ一覧

おんがく日めくりで紹介している曲の一覧をご覧いただけます。

イラスト集

おんがく日めくりで掲載しているイラストが月別の一覧でご覧いただけます。

音楽用語事典

音楽用語事典をご覧いただけます。

おんがく日めくりについて

おんがく日めくりについての説明や音楽を聴く方法、著作権についてなどご覧いただけます。

関連リンク

ミッドラジオプレーヤ

ページの先頭にもどる