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おんがく日めくり

02月 22日

歌手、ロバータ・フラックの「やさしく歌って」がゴールドディスク受賞(1973)

飛び級を重ねたスーパー・ウーマン

 ミュージシャンというと学校嫌い、勉強嫌いというイメージがなきにしもあらずですが、ここで紹介するロバータ・フラックは、音楽も勉強も、まぎれもない“優等生”でした。何せ5歳で小学校2年生になるなど飛び級を重ね、15歳で高校を卒業。ピアノのほうも、父親がゴミ捨て場から拾ってきたアップライトで練習するという、あまり恵まれない状況ながら、13歳のころには地元ヴァージニア州のコンテストで2位に入賞するという上達ぶりでした。高校卒業後は、名門のハワード大学音楽科に特待生として、奨学金付きで入学。その大学も3年で卒業してしまったほどですから、まさにスーパー・ウーマンです。

 大学を卒業してもまだ18歳だった彼女は、教師やレストランのピアノ伴奏の仕事をしていましたが、ソウル・ジャズ界の大物、レス・マッキャンに見出されて69年に歌手としてデビューします。当時はパッとしませんでしたが、「愛は面影の中に」がクリント・イーストウッドの映画『恐怖のメロディ』で使われたことで、なんと発売後3年を経たヒットとなり、見事全米チャート1位を獲得します。さらに73年には「やさしく歌って」、74年に「愛のためいき」と、連続してグラミー賞のナンバー・ワン・ソングを送り出し、ソウル・ボーカリストとして不動の人気を得たのでした。ちなみにフュージーズがカバーして大ヒットさせたことも記憶に新しい「やさしく歌って」のオリジナルは、ロリ・リーバーマンという女性歌手によるもの。当時、ロバータはロリの雑誌インタビューを読んで、原題の「Killing me softly with his song」というタイトルを気に入り、実際に聴く前にカバーする決意をしたそうです。こうした直感のすごさも、優れたアーティストの条件なのかもしれません。


やさしく歌って 作曲:Norman Gimbel,Charles Fox 2001 YAMAHA CORPORATION

  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
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