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おんがく日めくり

08月 11日

作曲家、古関裕而誕生(1909〜1989)

戦前戦後を通じて大衆から愛され続けた作曲家

 全国高校野球大会の歌「栄冠は君に輝く」や、ラジオドラマ『君の名は』の主題歌など、国民に広く愛された曲を数多く作った古関裕而。福島市の呉服屋に生まれ、音楽好きの父親のかける蓄音機でレコードを聴きながら育ちました。自然に作曲を始め、ほとんど独学でクラシック音楽の基礎を身につけてしまいます。そんな古関の憧れの人は、当時活躍中の作曲家、山田耕筰でした。何度か自分の作品を見てもらううちに認められ、山田の推薦で1930(昭和5)年、コロムビアレコード専属となり、作曲家としての第一歩を踏み出します。翌年に早稲田大学応援歌「紺碧の空」がヒット、ついで「船頭可愛や」などあいつぐ成功で流行作曲家の地位を築きました。

 60年近い作曲活動で残した曲は、なんと5,000曲以上。手掛けたジャンルも実に幅広く、戦時中は「露営の歌」などが愛唱され、戦後はラジオドラマ『鐘の鳴る丘』や『君の名は』の主題歌が大ヒット。また東京五輪の「オリンピック・マーチ」や阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などスポーツの曲にも名曲があります。意外なところで「モスラの歌」も彼の作品です。古関の曲と知らずに私たちが口ずさんでいる曲が、なんと多いことでしょう。彼の作品は明るく高らかな作風で誰からも愛され、戦前戦後を通じてつねに大衆から親しまれました。

 ラジオドラマやミュージカルなどを作曲するとき、舞台となる場所の取材を欠かさなかったという古関。「栄冠は君に輝く」も甲子園の無人のグラウンドのマウンドに立ち、熱戦を想像しているうちに自然にメロディが湧いてきたそうです。数々の名曲が生まれた背景には、彼のそんな誠実な姿勢があったんですね。



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