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おんがく日めくり

06月 19日

“ディスコの女王”、ドナ・サマーがゲフィン・レコードと契約(1980)

新興ロック・レーベルで、ディスコ・クイーンから脱却

 1948年ボストンに生まれたドナ・サマーは、19歳でミュージカル『ヘアー』のドイツ公演に参加。メンバーの一人のドイツ人と結婚したドナは、公演終了後もヨーロッパに止まり、舞台やスタジオでの歌手活動を続けます。そんな彼女の転機となったのは、ヨーロッパのソフィスティケイトされたポップスと、アメリカのソウル・ミュージックを合体させたディスコ・ミュージックの生みの親=プロデューサーのジョルジオ・モロダーとの出会いでした。デビュー1,2作目のシングルがヨーロッパ大陸でヒットとなり、75年の3作目「新・愛の誘惑」が世界規模で大ブレイク。長さが何と16分50秒、官能的な喘ぎ声を散りばめたこの曲は、イギリスのBBCで放送禁止になるほどインパクトが強く、彼女は一躍セックス・シンボルとして祭り上げられたのです。それから79年までに3枚のプラチナ・アルバムをリリース(しかもすべて2枚組み)して、彼女は“ディスコの女王”と呼ばれるようになりました。そして人気絶頂の80年に、ドナは新しく創設されたゲフィン・レーベルに移籍します。

 後にガンズ&ローゼスニルヴァーナエアロスミスら人気ロック・バンドを抱える巨大レーベルとなるゲフィンですが、その立ち上げも派手なもので、彼女のほかにもエルトン・ジョンニール・ヤングといった大御所が目玉アーティストとして迎えられました。ずっとアメリカのロック界で音楽エージェントとして活躍してきたオーナーのデヴィッド・ゲフィンにとっては、ロックとディスコと畑は違っても、それだけ魅力のあるアーティストにドナ・サマーが映ったのでしょう。そしてこの移籍話は、ディスコのセックス・シンボルのイメージから脱皮したがっていた彼女の意図とも一致していました。移籍第1弾の『ワンダラー』は、ロック色の強い傑作に仕上がり、タイトル曲「ワンダラー」はチャート3位まで上昇。こうして彼女はディスコ・ブームが下火になってからもトップ・アーティストの地位をしっかりと固め、その後も89年の「ディス・タイム・アイ・ノウ・イッツ・フォー・リアル」など、たくさんのヒット曲を生み出しています。



ディス・タイム・アイ・ノウ・イッツ・フォー・リアル 作曲:Donna Summer,Mike Stock,Matt Aitken,Peter Waterman 2000 YAMAHA CORPORATION

  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
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