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おんがく日めくり

05月 31日

レッド・ツェッペリンのドラマー、ジョン・ボーナム誕生(1948〜1980)

パワーあふれる音と体型(?)の名ドラマー“ボンゾ”

 野球のキャッチャー、バンドのドラムスというと、なぜかどっしりとした体格のいい人を想像してしまいます。どちらも組織の要として、安定感とパワー感が要求されるポジションだからですが、そのイメージのルーツになっているのは、キャッチャーの場合は漫画「ドカベン」の山田太郎であり、ドラムスの場合はこの人、世界一のハード・ロック・バンドと言われるレッド・ツェッペリンのジョン・ボーナム(愛称:ボンゾ)でしょう。バンド名を冠したデビュー・アルバムのオープニング曲「グッド・タイムス,バッド・タイムス」で鮮烈な印象を残し、名作『レッド・ツェッペリンIV』の「ブラック・ドッグ」での変拍子を駆使したワイルドかつパワフルなドラミングなどで、ロック・ドラマーの代表といわれる、ボンゾ。しかし、彼は決して巨体にものをいわせて力任せにたたいているわけではありません。力まず、軽くたたかないと、伸びのあるサウンドは生まれませんし、それでいてあのパワー感を支えているのは、手首の強さと柔らかさです(野球の強打者もそうですね)。ロック・ドラムでも基本となっているジャズの技術に忠実に、柔と剛を自在に使いこなしているところが、彼のドラミングのすごさなのです。

 さて、デビュー前はレンガ職人だっただけあって、もともと腕力は申し分なしだったボンゾですが、体型は最初から太めだったわけではありません。実際、デビューした当初は痩せていましたから、どうやらバンドの成功に気を良くして好きなビールをたくさん飲みすぎたようです。その酒癖は相当に悪かったらしく、来日公演の時にはホテルの窓からテレビを投げ落としたことも。そしてついに80年、ジミー・ペイジの家で酔いつぶれたボンゾは、吐瀉物を喉に詰まらせて窒息死するという悲劇的な幕切れを迎えてしまったのでした…。ともあれ、ドラミングの面で世界中のミュージシャンに多大な影響を与えたボンゾですが、ビジュアル面でのカッコ良さも要求されるロック・バンドの世界にあって、ドラムスを唯一“太めでも許されるポジション”と認知させたのも彼の偉大な功績の一つ(?)かもしれません。


ブラック・ドッグ 作曲:Jimmy Page,Robert Plant,John Paul Jones,John Bonham 2000 YAMAHA CORPORATION

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