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おんがく日めくり

04月 03日

バイオリニスト、千住真理子誕生

苦悩をのりこえて更なる躍進を果たした天才バイオリニスト

 兄が習っていたことから、わずか2歳3ヶ月でバイオリンを手にした千住真理子は、なんと12歳でNHK交響楽団と競演しソロバイオリニストとしてデビュー。日本音楽コンクールやパガニーニ国際コンクールで、最年少入賞を果たすなど、天才バイオリニストとしての評価を得ました。その後、バイオリニストとして順風満帆で進んでいくと思われた彼女ですが、慶応大学の3年生になったときに、突然一切の演奏活動を停止します。

 「辞めたときは、単なる演奏活動の休止ではなく、もう私はバイオリニストとしては生きていかないって決心をして辞めたんです。でも、2年間いろいろと考えた末に、もう一回自分にもバイオリンで何かできることがあるだろうって思って。」復帰した彼女をイタリアの指揮者ジュゼッペ・シノーポリ氏が認め、87年にロンドン、88年ローマと海外デビューを飾り健在ぶりを示しました。しかし一見完全なる復帰であると思えた状況のなか、実は彼女の中で、2年間のブランクからの復活に対して自身の厳しい葛藤があったのです。「2年間のブランクは、それはきつかった。復帰後5〜6年は、私の意識の中では、指の感覚が戻ってないんです。だから演奏会では、どれもこれも毎回楽屋に戻ると泣いていました。昔の私はもういないんだ、と。でも、7年目のあるとき急にパッと指の感覚が戻りだしたんです。このときは、もう嬉しかった。神様に“バイオリンやっていい”って言われたのかなって。」

 その後はそれまでにも増して精力的に演奏活動を続け、93年文化庁「芸術作品賞」、94年度村松賞、95年モービル音楽賞奨励賞各賞を受賞。演奏のみならずステージ音響の研究まで行っているとのこと。さらに、文化大使派遣演奏家としてブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行い、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せています。

 執筆活動では、著書が高校の国語の教科書に掲載されるなど大変好評。NHK報道番組のキャスターやNHK教育テレビ「ボランティアまっぷ」の司会、NHK「趣味悠々“ヴァイオリンのお稽古”」の講師として、テレビにも出演。NHKといえば2001年10月から放送の朝の連続テレビ小説「ほんまもん」では、兄の千住明氏が作曲を、千住真理子が演奏で音楽を担当。まさに驚くほどの多才ぶりですね。

 一方、プライベートでの千住真理子は、料理や占いが好き、という親しみやすい一面も。彼女の特製“野菜ジュース”も随分テレビなどで紹介され、話題となっています。試してみようと思う方の為に今回はレシピを紹介します!2人分です。小松菜1束、レモン2コ、パセリ2束、ニンジン2本、セロリ葉っぱごと1本、キャベツ大きい葉っぱ2枚をジューサーにかけて下さい。ニンジンを一番最後に入れるのがコツです。体がすっきりしますよ、是非お試しください。


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