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おんがく日めくり

03月 08日

ミスター・チルドレンの桜井和寿誕生(1970〜)

ウイスキーのコーラ割で喉をつぶした、純真な理想主義者

 ミスター・チルドレンのボーカリストでソングライターの桜井和寿。小学生のころは少年野球チームで明けても暮れても野球に打ち込み、皆勤賞をもらったほどで、意外にも嫌いな科目は音楽だったそうです。ところが幸いなことに(?)、彼の入った中学校には野球部がなかったため、アニメクラブや落語研究会に在籍することに。そこでできた友人の兄より聴かされた甲斐バンドや浜田省吾に衝撃を受け、ギターを弾いて歌い始めたというから、人生は分からないもの。何かに熱中し始めると止まらない性格はここでも発揮され、中学2年のときには既に“将来はプロになる”と考えていたといいます。

 高校で軽音楽部に入った桜井は、同級生でベースの中川敬輔、ギターの田原健一らとバンドを結成し、放課後は毎日練習に明け暮れます。後にドラムの鈴木英哉が加わり、高校卒業後はアルバイトをしながらライブ活動を続け、デビューのチャンスを窺います。全員が東京出身で実家暮らしのため、アマチュア・バンドの生活苦などとは縁遠かったものの、桜井にとってロックはハングリーなものでなければならず、恵まれた自分の環境を嘆いたというのも理想主義者の彼らしい話です。また当時、自分の声が気に入らず、ロックっぽいハスキーで太い声にするために、ウイスキーをコーラで割ってガブ飲みし、夜の公園で大声で歌って喉をつぶしたという逸話も。子供のような純真さで一途に突っ走ってしまうところこそ彼の魅力なのかもしれません。ミスター・チルドレンというバンド名は、言いえて妙だと思いませんか。

 92年にアルバム『Everything』でデビューした彼らは、95年5月にシングル「innocent world」をリリースします。このあまりにもナイーブな、ストレートに純真さや無垢なるものへの憧れを歌う、桜井そのものといえる曲は同年の日本レコード大賞を獲得し、バンドは一気にブレイク。そして以後、『Atomic Heart』や『深海』『BOLERO』といったアルバムはすべて300万枚を突破し、人気・実力ともにトップ・バンドとなっていったのです。


innocent world 作曲:桜井 和寿 2000 YAMAHA CORPORATION

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