ページ内移動リンク

ホーム > ういくり > おんがく日めくり


おんがく日めくり

09月 21日

日本語ロックバンドの先駆け、「はっぴいえんど」が解散記念コンサート(1973)

新しい日本のポップスの夜明けを告げた記念すべきイベント

 細野晴臣大瀧詠一、松本隆、鈴木茂からなる「はっぴいえんど」は、1970年前後に活動していた日本語ロックの創始者として知られるバンドです。解散後、それぞれのメンバーがアーティスト/プロデューサー/作詞作曲家として、現在に至るまで日本のポップス・シーンの大黒柱として活躍していることをご存じの方も多いでしょう。

 「はっぴいえんど」が活動を始めた当時は、まだロックは英語で歌うものという意識が強く、ロックと歌謡曲のファンの間には大きな壁がありました。そんな中、60年代後半のアメリカのウェスト・コースト・ロックの影響を受けた楽曲に、口語体のごく普通の日本語の歌詞をつけて歌った「12月の雨の日」「はいからはくち」といった曲は、あらゆる音楽ファンに大きな衝撃を与えたのです。3枚のオリジナル・アルバムを残し、「はっぴいえんど」はわずか3年で解散してしまいますが、彼らの蒔いたタネは、後にニュー・ミュージックと呼ばれるジャンルとなって花開き、日本のポップス・シーンの中心となっていきます。

 1973年9月21日、文京公会堂で行われたコンサートは、解散記念と銘打たれてはいますが、すでにバンドは前年暮れに活動を停止しており、実質は各メンバーが新たなプロジェクトを持ち寄った“ポスト・はっぴいえんど”コンサートでした。出演者には、細野晴臣、松任谷正隆らの「キャラメル・ママ」のほか、大瀧詠一によって見い出された伊藤銀次らの「ココナッツ・バンク」、コーラス隊として参加した山下達郎、大貫妙子らの「シュガー・ベイブ」などもおり、彼らにはこの日が実質的なデビューコンサートとなりました。また後にムーン・ライダースを結成する鈴木慶一、岡田徹らの姿もあり、まさに後のポップス界を支えるVIPたちが一堂に会した記念すべきイベントだったといえるでしょう。



  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
    コンテンツは、アーカイブとして継続公開します。

その他の出来事

おんがく日めくりメニュー

人名検索

おんがく日めくりに登場する人物を人名で検索できます。

曲データ一覧

おんがく日めくりで紹介している曲の一覧をご覧いただけます。

イラスト集

おんがく日めくりで掲載しているイラストが月別の一覧でご覧いただけます。

音楽用語事典

音楽用語事典をご覧いただけます。

おんがく日めくりについて

おんがく日めくりについての説明や音楽を聴く方法、著作権についてなどご覧いただけます。

関連リンク

ミッドラジオプレーヤ

ページの先頭にもどる