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おんがく日めくり

09月 16日

不世出の名ソプラノ歌手、マリア・カラス没(1923〜1977)

ディーヴァ(女神)の称号を持つオペラ歌手

 エキゾティックな美貌と強靱な声、そして緊張感あふれる劇的な表現。プリマ・ドンナの中のプリマ・ドンナ。ディーヴァ(女神)の称号を持つ歌手…。多くの人が今世紀最高のソプラノと絶賛してやまないオペラ歌手、それがマリア・カラスです。

 カラスはギリシャ系移民の子としてニューヨークの5番街に生まれました。幼い頃両親が離婚したため、カラスは母親についていったんギリシャに帰り、この地で音楽を本格的に勉強します。舞台デビューは15歳の時。その後ふたたびニューヨークに戻り、1947年のヴェローナ音楽祭でポンキエッリの「ジョコンダ」を歌い世界的に注目されるようになりました。その後のカラスは、まさにスター街道を大ばく進。ドニゼッティの「ルチア」、ベリーニの「ノルマ」などの主役を歌い大成功を収め、また当時はあまり上演されなかったケルビーニやロッシーニなどのオペラを積極的に歌い、世に知らしめたのです。

 私生活の面でもカラスは常に注目の的でした。イタリアの大富豪メネギーニとの結婚と離婚。ギリシャの海運王オナシスとのロマンス。そしてたび重なる舞台キャンセル。しかしそれらのスキャンダルは、“ディーヴァ”カラスを引き立てるためのスパイスでしかありませんでした。

 それにしても、数多いオペラ歌手がいる中、なぜカラスは別格扱いされるのでしょうか。それは彼女の歌が、声の美しさだけに頼らない“ドラマ性”を持っていたからです。カラスは歌手であると同時に、その役に完全になりきることのできる“女優”でした。その表現の豊かさとカリスマ性ゆえに、世の音楽ファンは彼女を“ディーヴァ”と呼ぶのです。



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