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おんがく日めくり

09月 10日

サルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスが国連平和賞受賞(1993)

メイド・イン・ジャパンのサルサが国境を超えた日

 “サルサ”とは、食べ物にかける“ソース”のスペイン語。色々なものがごちゃまぜ、の意味です。音楽のサルサは、ニューヨークに渡ってきたスパニッシュ系の移民が、自分たちのルーツともいえるキューバ系のダンス・ミュージックを、ニューヨークの様々な音楽と混ぜ合わせて発展させたもの。最も都会的なラテン・ダンス・ミュージックといえるでしょう。

 オルケスタ・デ・ラ・ルス(光の楽団、の意)は、パーカッションの大儀見元とボーカルのNORAを中心に1984年に結成されました。当初から若手の実力派として評価されていましたが、日本ではサルサ自体の知名度がまだ低かったこともあり、活動もライブ・ハウスを中心とした比較的地味なものでした。そんな彼らに転機が訪れたのは89年のこと。以前から計画していたサルサの本場、ニューヨークでのライブが遂に実現したのです。そのライブは絶賛され、まだレコードデビューすらしていないバンドにもかかわらず、マスコミの取材が殺到し、レコード会社数社から契約の申込みを受けました。

 そして翌年発表したデビュー・アルバム『デ・ラ・ルス』は、ビルボードのラテン・チャートでいきなり11週連続1位を獲得、プラチナ・ディスクに輝いたのです。さらに91年にはマジソン・スクエア・ガーデンで行われたN.Y.サルサ・フェスティバルのメインアクトをつとめ、93年には南アメリカなどで行ったチャリティー・コンサートに関連して国連平和賞も受賞。まさに音楽に人種や国境はないということを身をもって証明したといえるでしょう。彼等は2ndアルバムのタイトル・ナンバー「サルサに国境はない」の中でこう歌っています。「サルサに国境なんてない、バリヤもない(中略)だってあなたたちは日本人がサルサを踊ることに何の偏見もないから…」。


サルサに国境はない 作曲:NORA 1999 YAMAHA CORPORATION

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その他の出来事

  • フランスの作曲家、ベルリオーズオペラ「ベンヴェヌート・チェルリーニ」初演(1838)
  • 日本人として初めてミラノのスカラ座専属となったソプラノ歌手、原信子誕生(1893〜1979)
  • 「平城山(ならやま)」などの歌曲で知られる作曲家、平井康三郎誕生(1910〜)
  • チェロ協奏曲、ピアノ協奏曲などの名品を残した作曲家、矢代秋雄誕生(1929〜1976)
  • イギリスの指揮者、クリストファー・ホグウッド誕生(1941〜)
  • 台湾の歌手、欧陽菲菲誕生(1949〜)
  • ジャズ・シンガー、綾戸智絵誕生(1957〜)

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