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おんがく日めくり

09月 09日

ソウル歌手、オーティス・レディング誕生(1941〜1967)

若くして散ったサザン・ソウルの雄

 1960年代、古くからアメリカ南部の音楽の中心の一つであったメンフィスでは、スタックス・レーベルを中心とした荒削りで情熱的なサザン・ソウルと呼ばれる音楽が流行していました。このサザン・ソウルを代表する黒人アーティストが、オーティス・レディングです。

 同じくソウルの巨人達、リトル・リチャードやジェームス・ブラウンの出身地として知られるジョージア州メイコンで育ったオーティスは、少年時代にはエルヴィス・プレスリーなどのロックン・ロールのカバーを歌っていました。このことは、後に彼が白人音楽と黒人音楽、ロックとソウルといったジャンルの垣根を越えて行くための布石となります。

 オーティスは21歳の時、ギタリストのジョニー・ジェンキンスのレコーディング・セッションに運転手として同行します。そこでセッションの空き時間に自分の曲をレコーディングするチャンスを得るのです。このとき歌った「ジーズ・アームズ・オブ・マイン」がスタックス・レーベルのプロデューサーの耳に止まり、同レーベルと契約が成立。この曲は21歳の若さとは思えない訴えかけるようなヴォーカルで、オーティスのデビュー・ヒットとなったのです。その後数年間の間に「リスペクト」など後にスタンダードとなるヒット曲を次々と発表。またローリング・ストーンズビング・クロスビーといったジャンルの違うアーティストの曲を独自のサザン・ソウル・スタイルでカバーし、より広い層のファンから支持されるようになっていったのです。

 オーティスは67年にはモンタレー・ポップ・フェスティバルで多くのロック・アーティストらと共演し、白人の聴衆からも大きな拍手を受けます。しかしその直後の12月10日、ウィスコンシンに向かう飛行機が墜落し、26歳の若さで帰らぬ人となりました。そして皮肉にも事故の数日前に録音された名曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」は、初のR&B、ポップ両チャート1位となり、オーティスの代表曲として今なお多くのミュージシャンによって歌い継がれています。


ドック・オブ・ザ・ベイ 作曲:Otis Redding,Steve Cropper 1999 YAMAHA CORPORATION

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