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おんがく日めくり

07月 28日

ニューミュージック界のキーパーソン、大瀧詠一誕生(1948〜2013)

日本のポップス史上に残るナイアガラ・サウンド

 1970年代に登場した「ニューミュージック」とは、歌謡曲でも演歌でも、欧米のポップスの直輸入でもない新しい日本の音楽ジャンルです。現在J-POPと呼ばれる日本のポップスは、このニューミュージックから生まれたといって良いでしょう。そしてニューミュージックを語る時に欠くことのできないキーパーソンの一人が、大瀧詠一です。

 大瀧詠一は、日本語によるロックの先駆けであり、後にニューミュージック界をリードする細野晴臣、松本隆、鈴木茂が参加した伝説のバンド「「はっぴいえんど」のリードボーカル兼ソングライターとしてデビューしました。はっぴいえんど解散後、大瀧は既存のレコード会社に縛られずに自らの音楽を追求することと、才能ある新人をシーンへ送り出すことを目的とした「ナイアガラ(=大きな瀧)レーベル」をスタートさせます。1975年、同レーベルからリリースされた最初のアルバムは、山下達郎、大貫妙子らのグループ、シュガーベイブのデビュー・アルバム『SONGS』でした。このアルバムは商業的にはさほど成功しませんでしたが、山下達郎、大貫妙子という才能を世に送り出したという点で、日本のニューミュージック・シーンに大きな功績を残したと言えるでしょう。

 さらにナイアガラは、伊藤銀次、山下達郎と大瀧の3人で作った『ナイアガラ・トライアングルVol.1』や、佐野元春、杉真理、大瀧の3人で作った『ナイアガラ・トライアングルVol.2』など他の新人アーティストとのコラボレーションアルバムを発表。大瀧のアルバムにもゲストという形でデビュー前のシャネルズを起用するなど、新たな才能を続々とシーンへ送り込みます。彼らの素質を見抜いた大瀧のプロデューサーとしての卓越した手腕がなければ、現在の日本のミュージック・シーンは違ったものになっていたかもしれません。

 もちろんソングライター、ボーカリスト、サウンドメーカーとしての大瀧詠一もまさに超一流で、「君は天然色」から始まる1982年の『ロング・バケーション』、1984年の『イーチ・タイム』は、いずれも日本のポップス史上に残る不朽の名作です。また1997年、ドラマの主題歌として発表された「幸せな結末」の大ヒットも記憶に新しいところです。


君は天然色 作曲:大瀧 詠一 1999 YAMAHA CORPORATION

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