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おんがく日めくり

07月 23日

日本人歌手によるオペラが初めて上演される(1903)

 1903(明治35)年、上野の奏楽堂で、日本人歌手によるオペラが初めて上演されました。演目は、グルック作曲の「オルフェオとエウリディーチェ」。ドイツ語の歌詞を苦労して和訳した上での上演でした。東京音楽学校(現・東京芸術大学)の講師、ノエル・ペリーが「歌劇研究会」を組織して指揮を担当、ピアノ伴奏もフォン・ケーベルという人でしたが、歌手、そして合唱はすべて音楽学校の生徒および卒業生有志が担当。主役のエウリディーチェを歌ったのは、後に世界的なプリマになる三浦環でした。3幕もののオペラですが、数百名の聴衆は、幕が閉じるたびに割れんばかりの拍手喝采。当時の雑誌による論評では、「絶賛したい気持ちはわかるが、幕間ごとに拍手するのは(伴奏が聞き取りにくく)演奏者に失礼ではないか」と記されています。

 グルック(1714〜1787)はオーストリアの作曲家で、ドラマ性を重んじたオペラ作りを目指し、後世に大きな影響を与えました。その代表作が「オルフェオとエウリディーチェ」です。最愛の妻エウリディーチェを失ったオルフェオが、愛の女神の計らいにより冥界に妻を助けに行くことを許され、幾多の試練を経て妻と共に生還する、というギリシャ神話を題材にしたこのオペラは、現在でも人気が高く上演される機会の多い作品です。


オルフェオとエウリディーチェ 作曲:Christoph Willibald Gluck 1999 YAMAHA CORPORATION

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