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おんがく日めくり

06月 14日

おしゃれな映画音楽で知られる、ヘンリー・マンシーニ没(1924〜1994)

コメディの名匠とのコンビで花開いた、マンシーニの音楽

 軽妙でおしゃれな感覚を持った映画音楽で、高い評価を受けているヘンリー・マンシーニ。名前から受ける印象はイタリア人のようですが、クリーブランド生まれのれっきとしたアメリカ人です。幼いころからフルートとピアノを学び、ジュリアード音楽院でクラシックの基礎を学びました。卒業後は、グレン・ミラー楽団に編曲者兼ピアニストとして参加。1953年にはジャズ歌手、メル・トーメの勧めで『グレン・ミラー物語』の映画音楽の編曲を担当し、翌年の『トミー・ドーシー物語』でも編曲を担当。以後、数多くの映画音楽を担当するようになり、『シャレード』(64年)『ひまわり』(70年)などの名曲をたくさん生んでいます。

 マンシーニは多くの映画監督と仕事をしていますが、中でもコメディの名匠、ブレイク・エドワーズ監督(1922〜)とのコンビは有名で、マンシーニの名を世に知らしめたのも、同監督の1958年のテレビドラマ『ピーター・ガン』がきっかけでした。モダンジャズを取り入れたこの番組の斬新な音楽により、マンシーニは第1回グラミー賞の「最優秀アルバム賞」「編曲賞」を受賞。以後、全部で20ものグラミー賞をマンシーニは獲得しています。

 その後も同監督とのコンビで『ティファニーで朝食を』(61年)『酒とバラの日々』(62年)『ピンク・パンサー』(63年)とヒットを連発。『ティファニーで朝食を』の音楽とその主題歌「ムーン・リヴァー」、『酒とバラの日々』の同名の主題歌は、アカデミー賞に輝きました。また『ピンク・パンサー』の音楽は、アカデミー賞こそノミネートに終わりましたが、コミカルで、都会的なセンスを持ったマンシーニの代表曲と言え、ヒット・シリーズとして続編も5本作られています。さらに、マンシーニ3つ目のアカデミー賞作品となった82年のミュージカル映画『ビクター/ビクトリア』も、ブレイク・エドワーズ監督の作品。同監督が93年の『ピンク・パンサーの息子』以来、映画を作っていないのも、絶妙な音楽の相棒、マンシーニを失ってしまったからなのかも知れませんね。


シャレード 作曲:Henry Mancini 1997 YAMAHA CORPORATION

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