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おんがく日めくり

06月 04日

日本で初めてアンコールが演奏された日(1878)

 アンコールとは、フランス語で「もう一度」という意味。17世紀に盛んになったイタリア・オペラで、名歌手たちがアリアを歌い終わった時に、聴衆がもう一度聴きたいと、声をかけたのが始まりだといわれています。

 日本で、クラシックの公開演奏会で初めてアンコールが演奏されたのは、1878年(明治11)のことでした。当時の記事(以下“”内原文)によると、演奏会は午後4時から後楽園で開かれ、演奏をしたのは、陸軍軍楽楽舎、近衛軍楽隊、式部職雅楽部の各楽団。プログラムはロッシーニ「楽曲の序」、ワーグナーの「ローエングリン」序曲など全11曲でした。演奏会の最後には、3楽団の合同で“プロフェットの2曲”(詳細不明)が演奏され、指揮者のフランツ・エッケルト(※)も大いにノッていたそうです。この曲が“天地に響き山水共に踊り出すかと思う斗りにて勇快愉快”に演奏されると、聴衆は大拍手。それは“傍聴の喝采所望の拍手実に天地も轟く”ほどでした。そこで、“活発なる進行の一曲”があらためて演奏された、ということです。

 以上が、日本初のアンコールが行われた瞬間のエピソード。ちなみにドイツやイタリアでは、アンコールといわずに「ビス(BIS・ふたたび)」というそうです。

※フランツ・エッケルト(1852〜1916):明治初期の日本洋楽界を指導したドイツ人音楽家。「君が代」の編曲でも知られる。



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