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おんがく日めくり

05月 31日

ウィーン古典派の基礎を築いた作曲家、ハイドン没(1732〜1809)

 交響曲弦楽四重奏曲、そしてクラヴィーア(ピアノ)ソナタのジャンルに数多くの作品を残し、以後の発展の基礎を築いたヨーゼフ・ハイドン。彼の音楽は、モーツァルトベートーヴェンら(ウィーン古典派※)に受け継がれ、その成果を大きく花開かせました。特にハイドンとモーツァルトは、24歳もの年齢差を超えて固い友情で結ばれ、芸術的にも影響し合いました。また、ハイドンを訪ねてきたベートーヴェンには、少しだけでしたが音楽を教えたこともありました。

 ハイドンは、長くエステルハージ侯爵の元で楽長をつとめ、作曲だけでなく、楽団の人事から楽譜の管理まで、すべてを取り仕切りました。人格は円満で、楽員の信望も厚かったといいます。ところが、その奥さんときたら、怒りんぼでやきもちやきで、家計のやりくりにも、ハイドンの音楽的才能にもまったく無関心。ハイドン自身は「一生の不作」と言いながら、悪妻にずっと我慢し続けていたのでした。そんな苦労が、かえってハイドンを人格者にし、音楽に深みを与えたのでしょうか。

 1790年に30年近くも仕えたエステルハージ侯が亡くなると、フリーの作曲家として活躍しました。ザロモン・セットと呼ばれる後期の交響曲、オラトリオ「天地創造」などがこの時期の代表作です。彼は1809年に亡くなり、ウィーン市民による追悼式では、親友であったモーツァルトの「レクイエム」が演奏されました。

※ウィーン古典派:18世紀後半から19世紀前半にかけて、ウィーンを中心に創作活動を行ったハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなどの作曲家たちを指す。交響曲や協奏曲、室内楽曲などの形式を整えたことなどが「成果」として上げられる。


弦楽四重奏 第77番「皇帝」第2楽章 作曲:Franz Josef Haydn 1995 YAMAHA CORPORATION

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