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おんがく日めくり

05月 29日

戦後を代表する大歌手、美空ひばり誕生(1937〜1989)

没後10年を迎えても、なお衰えを知らぬ人気

 戦後の歌謡界に大きな足跡を残し、今なお、多くの人々にその歌が愛唱されている大歌手、美空ひばり。1937年、横浜市の鮮魚商「魚増」の長女として生まれたひばり(本名、加藤和枝)は、子供のころから歌や物まねが得意で、父の出征の際、6歳で「九段の母」を熱唱したそうです。レコードデビューは、戦後間もない1949年、12歳の時の「河童ブギウギ」。同じ年に発売した2曲目の「悲しき口笛」が大ヒットし、1989年に52歳で亡くなるまで、「歌謡界の女王」の地位を保ち続けました。また没後、女性として初めての国民栄誉賞が追贈されました。

 ひばりは歌がうまい、天才だ、とだれもが言います。どんな難曲も軽々と歌いこなすからです。しかし、ひばりこそ人知れぬ努力の人、歌を商売とする真のプロ歌手でした。たとえば歌入れ(録音)のときは、事前に充分練習してくるので、常に一発でOK。スタジオの外に止めた高級車キャデラック・リムジンを、わずかな時間待たせておくだけで済んだそうです。

 ヒット曲は「東京キッド」「リンゴ追分」「港町十三番地」「哀愁波止場」「柔」「悲しい酒」「真赤な太陽」と数知れず。最後のシングルとなった「川の流れのように」は、NHKが1997年に実施した“歌の国民投票”「1000万投票 BS20世紀 日本のうた」で、43万7518票を獲得し、堂々1位に輝きました(ちなみに、2位は山口百恵の「いい日旅立ち」、3位はかぐや姫の「神田川」でした)。

 没後もその人気は衰えを知らず、レコード会社・日本コロンビアによると、現在でも同社所属の日本人歌手の中で売上ナンバー1。レコード総売上も4,000万枚に上るそうです。また1994年に京都・嵐山に開館した記念館「美空ひばり館」の入場者数も約380万人(99年2月時点)に上るとのこと。今でもファンの心の中に、美空ひばりは生き続けているのです。


真赤な太陽 作曲:原 信夫 1996 YAMAHA CORPORATION

  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
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