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おんがく日めくり

05月 13日

スティーヴィー・ワンダー誕生(1950〜)

モータウンの天才少年から、ジャンルを超えたスーパースターに

 ブラック・ミュージックのみならず、アメリカのポップス界を代表するアーティスト、スティーヴィー・ワンダー。生まれつき目が見えなかったスティーヴィーは、教会の聖歌隊で音楽を学び、11歳の頃にはハーモニカ、ピアノ、ドラムをマスター。12歳で早くもモータウンレコードと契約、“リトル・スティーヴィー・ワンダー”の名で「フィンガー・ティップス」のヒットを放ち、当時盲目の天才として知られていたレイ・チャールズに対して“12歳の天才”と呼ばれました。また作曲家としても頭角を現わし、「アップタイト」「マイ・シェリー・アモール」などを次々とヒットさせていきます。

 70年代に入ると、それまでのモータウン路線=シングル盤中心の活動から、よりコンセプチュアルなアルバム制作へ重点を移し、シンセサイザーやクラヴィネットなど最新の電子楽器も駆使して斬新なサウンドを創出。当時の3部作『トーキング・ブック』『インナー・ヴィジョンズ』『ファースト・フィナーレ』からは、「迷信」「サンシャイン」「ハイアー・グラウンド」といったスタンダード・ナンバーが生まれています。さらに76年の2枚組の大作『キー・オブ・ライフ』からは、「回想」「サー・デューク」といったNo.1ヒットが飛び出し、R&Bチャートのみならずポップ・チャートでも14週連続1位を獲得。グラミー賞でも5部門を独占し、スティーヴィーは名実共にアメリカを代表するスーパースターとなったのです。

 その後もポール・マッカートニーとのデュエットによる「エボニー・アンド・アイボリー」などジャンルを超えた数多くのヒットを放ち、現在に至るまでポップス・シーンの最重要人物の一人であり続けるスティーヴィー。彼はまた、その創作の内容や日頃の言動から、大きな人間愛を感じさせる人物でもあります。たとえば、あるレコーディングの時、僧の叩く鐘や太鼓の音色を取り入れるため、スタジオにお坊さんを呼んでいました。そのお坊さんが「午後の祈りをさせてほしい」と頼むと、彼は作業を中断して、居合わせたスタッフやミュージシャンに「さあ、皆もいっしょに祈ろう!」と言ったそうです。ちょっとしたことですが、スティーヴィーの人間としての大きさが感じられるエピソードではないでしょうか。


迷信 作曲:Stevie Wonder 1995 YAMAHA CORPORATION

  • おんがく日めくりの更新は2002年10月をもって終了しました。
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