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おんがく日めくり

04月 07日

ジャズ・ブルース歌手、ビリー・ホリデイ誕生(1915〜1959)

不幸な生涯から滲み出たブルースの響き

 「私は、ラッパを吹くようなつもりで歌っているの。尊敬するレスター・ヤングルイ・アームストロングのように、その場の雰囲気に合わせた私自身の表現で歌いたいのよ。」

 歌手ビリー・ホリデイはアメリカ、ボルチモアに15歳のギタリストの父と、13歳の母の間に生まれました。父はまもなく家族のもとを去り、幼い彼女の家族愛からはほど遠い生活が始まります。6歳にして生活費のために掃除などのアルバイトを始めますが、そこで耳にしたルイ・アームストロングやベッシー・スミスのレコードが、彼女の独特の節回しによる歌唱法に大きな影響を与えたと彼女は語っています。

 10代半ばで、それまでの不幸な生活を振り払うようにニューヨークにやって来た彼女は、ハーレムのナイトクラブのオーディションに合格。ステージネームを父方の姓であるホリデイ、名は尊敬していた映画俳優ビリー・ドーブからとり、ここにビリー・ホリデイのキャリアが始まりました。「ラバー・マン」や「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」など数々のヒット曲の中で、特に印象的なのは「奇妙な果実」でしょう。この曲は、彼女が子供の頃に見た南部での黒人への暴力の様子を悲しみを込めて歌っており、当時まだ色濃く残っていた黒人差別を取り上げたことから、人種差別へのプロテストソングとして大きな話題を呼びました。

 ビリー・ホリデイの心の叫びや感情が乗り移った歌声は、聴く人の心の奥深くにまで響いていきます。それは、辛い過去の悲しみや寂しさが、滲みだしてくるからかもしれません。



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