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光るギター EZ-EG
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“光るギター”東京ゲームショウに登場の巻

2001年10月ネット企画室で光るギターについてユーザーから多くの意見・アイディアをいただき、感激し、興奮し、製品化に向け突進していた開発プロデューサーの旭のもとに、「今月行われる2001東京ゲームショウにヤマハでブースを出すけど、光るギターを参考出品しないか」というお誘いがきた。シンセサイザーの営業部門が主催するブースに相乗りさせてもらう話だった。ここでも他部門との連携が生まれた。それを聞いた旭は、うれしくていても立ってもいられなかった。なぜなら旭はプロジェクトの別企画で、ゲーム市場に関わりがある仕事をしていたからだ。そう、”画面で流れるマークに合わせて叩くだけで、ドラムが演奏できてしまう”、あのPS2版音楽ゲームに、ヤマハの電子ドラムDD-55や DTXをつなげる企画を某大手ゲーム会社や社内の他部門と連携し仕掛けたのも旭であった。そのDD-55やDTXを使ったゲーム体験展示もするとのことで、旭はいつものように即決し、「喜んで参考出品させてもらいます」と、即答した。

ゲームショウ当日、旭は改良したEZ-EGを露出できるいい機会だと思って、他部門の展示イベントでもお構いなし、もらったブース左端の50cmx 50cmくらいのスペースに、プロジェクトのメンバーとともに立った。ブースはゲームショウ入り口のすぐ左、目の前は、10倍以上のスペースで今回の目玉となる緑色のロゴの入ったゲーム機のブース。 100人近いと思われるレースクイーン系のコンパニオンのお姉様方の効果もありそうで、「これはいい場所を取れたな、沢山の人に見てもらえるなぁ」と思って期待した。

ゲームショウ開場!入り口前に並んでいた何千人もの人がドーッ!と入ってきた。「まずは正面のM社かな。そのあと来てもらえればいいや。」と思っていたらなんと何十人もの人女の子達がダダダダダーッ!と旭に向かって押し寄せてきた。「えっ、何で?光るギターでのネット会議室でそんなにメジャーになったの?女の子にもこの商品いけるかも!」と思っていたのも束の間、何十人もの女の子は旭の横を通り過ぎてブースのない裏側へ走っていった。「裏に何かあったかなぁ」と思って見てみると、そこには大きなスペースを使った特設の更衣室!数分たって出てくる女の子達に旭はびっくり!そう、そこは派手な衣装を着て思い思いのキャラクターになるための変身場所であった(巷ではコスプレというようだが…)。

間近ではじめて見るその衣装に圧倒されていた旭だが、内心は光るギターに注目してくれたんじゃないと分かりガックリ。とりあえず、いつものように片手で演奏し始めた。すると、 M社を見終えた人たちが興味深げに集まってくる。さらに着替えが終わった女の子達もこの見たこともない光るギターに引き寄せられるようにやってきた。「このギター片手で弾けるんです。コードも光って教えてくれるんですよ」と紹介していると、
「触ってみていいですか」
「これって弦がないのですか!?」
などと近寄って来たので、体験していただくと、
「これは面白い!」
「すごい!ギターを弾いてるみたい!」
とうれしい反響がたくさん返ってきた。

ゲームショウ期間中、10代の女の子から、中心ターゲットの旭と同年代の40代のお父さん、そして白髪のおばあちゃんまで、いろんな方に体験していただき好反応を得ることができた。
「いつ発売なんですか?」
「もう売っているんですか?」
「いくらくらいなんですか?」
の問い合わせも多く、旭は計画を進めている来月のモニター販売へ向け、会社に戻って早速改良品の最終チェックに入った。ようやくここまで来たぞ!モニター販売とはいえ、遂に逆境の中 1年かけて開発し続けた光るギターが初めてお客様の手に渡るのだ!旭は「プロジェクト○」のテーマ曲を聞きながら一人テレビの前で開発の苦労を感慨深げに振り返っていた。そこには薄っすら涙も。。。

そして、遂にやってきた!光るギターモニター販売!!!
                             次号へつづく

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