2010年2月20日(土)、「ブラス・ジャンボリー2010」が横浜港「大さん橋ホール」で開催されました。ブラス・ジャンボリーとは管楽器を愛するすべての人のための大合奏イベント。指揮と合奏指導に曽我大介さん(東京ニューシティ管弦楽団首席客演指揮者)とブラバンキングとしても知られるオリタノボッタこと織田浩司さん(SAXPHONE・FLUTE・CLARINET奏者)を迎えて、学生やアマチュアで吹奏楽を楽しんでいる方はもちろん、久々に楽器を手にした管楽器経験者の方、大人になってから管楽器を始めた方、家族や親子、ご友人同士で管楽器を楽しんでいる方などが、それぞれの思いを込めて演奏。素晴らしいブラスサウンドが大さん橋ホールに響き渡りました。
リハーサルの前に、パートごとにプロの講師によるワンポイントアドバイスを開催しました。実施パートはフルート、クラリネット、サックス、トランペット、トロンボーン。楽器の構え方や呼吸法などの基本から、運指のコツや難しいフレーズの吹き方などをアドバイス。演奏経験が浅い方でもすっかり緊張がほぐれた様子でした。

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12時を過ぎた頃から、大さん橋ホールに楽器ケースを手にした人がどんどん集まってきました。
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受付を済ませると、席に着く前に自分が演奏するパートの楽譜を選びます。
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親子やファミリーはパートに関係なく隣どうしで 演奏ができるよう席を設けました。さっそく楽器をケースから出して ウォームアップ。まるで放課後の吹奏楽部のような 音の洪水を聴きながら、合奏への期待が高まります。
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いよいよリハーサルスタートの13時。織田浩司さんの登場です。「きょうは大勢で頑張りましょうねー!」とまずは元気な声で会場を盛り上げます。
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続いて織田さんが、合奏指導・指揮者の曽我大介さんを紹介。曽我さんは、550人ものバンドを数時間でまとめ上げるという大仕事!早速、練習に入ります。
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一曲目はこのブラス・ジャンボリーのために書き下ろされたオープニングファンファーレ。これが世界初演!当然全員初見!
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緊張が解け会場が和やかになったところで、指揮の曽我さん編曲による「ラデッキー行進曲」、「海の歌」「ウエールズの歌」を次々にリハーサルしていきます。曽我さんの的確なアドバイスはさすが!
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オープニング曲「ブラス・ジャンボリーの為のファンファーレ」。作曲者の水口透さんが登壇。「実に素晴らしいです。でも、できるだけシャープやフラットを落とさないでお願いします」とのコメントに会場は大爆笑。
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「ラデッキー行進曲は、馬に乗って行進するゆっくりしたマーチ。馬が歩く時のちょっと引っかかる感じをだしましょう」と曽我さん。こんな風に楽しくわかりやすいアドバイスでリハーサルは順調に進行。
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「海の歌」は場所柄にもピッタリの雄大な曲。そしてイギリスのウエールズ地方の民謡を集めた「ウエールズの歌」。ここまで仕上げたところでいったん休憩です。
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休憩中は曲を練習する人もいれば(主に木管)、楽器を置いて気分転換する人も(主に金管)。会場に設けられた楽器の試奏コーナーや体験コーナー、リペアコーナーなどは大賑わいです。
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さてリハーサルは後半へ。後半のレパートリーは軽快な曲が中心。まずは名曲のメロディが数小節ごとにどんどん出てくる「インスタント・コンサート」。親しみあるメロディーで会場はいよいよ盛り上がり演奏がまとまってきました。
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引き続き「ラバース・コンチェルト」そして「サウンド・オブ・ミュージック」へ。さらに演奏が引き締まって響きは豊かに。今日初めて出逢った方たちの合奏とは思えない一体感。
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「サウンド・オブ・ミュージック」は織田さんが指揮台へ。曽我さんは、演奏する側に回ってコントラバスセクションで、サイレントベースをプレイ。参加者と一緒に演奏参加!
最後の曲は軽快なサンバの「宝島」。ノリノリの演奏をバックに、織田さんがアルトサックスのソロをすることに決まりました。さて、これでリハーサルは終了です。
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観客の方も次々に入場してきました。横浜港に遊びに来た一般の方も集まり、会場は演奏者と観客でうめつくされました。
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曽我さん、織田さんはともに、コンサート用衣装に着替えて登場。コンサートならではの緊張感が一気に高まり会場をつつみこみます。
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ステージは世界初演となる荘厳なオープニングファンファーレで幕開けです。続いて「ラデッキー行進曲」、そして「海の歌」。曽我さんの力強い指揮で、リハーサルよりもさらに豊かな音色とまとまりのある演奏へ!
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次は美しいメロディの「ウエールズの歌」を情感豊かに演奏。会場設営スタッフの神奈川大学吹奏楽部のメンバーも参加し、演奏は迫力満点!
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軽い休憩を挟み「インスタントコンサート」、そして「ラバース・コンチェルト」。まさにコンサートは佳境に。
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「サウンド・オブ・ミュージック」はドレミの歌、ひとりぼっちの羊飼い、エーデルワイスなどミュージカルの名作。指揮は織田さん。曽我さんはサイレントベースを演奏。
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いよいよ最後の曲「宝島」。軽快なサンバのリズムにのって織田さんがサックスソロの素晴らしい演奏を披露。会場は大盛り上がり! コンサートはクライマックスを迎えました。
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大喝采の声に応えて、ふたたび「宝島」を演奏。曽我さんはいつの間にか、サンバということでリオ・デ・ジャネイロのクラブチームのユニフォームに早変わり。明るく華やかなサウンドが大さん橋ホールを包み込み、この日集まった全ての人の心に残る1日となりました。
休憩中大賑わいだった、リペアコーナー。久々に出した楽器の調子がちょっと悪くても大丈夫。その場でリペアマンが調整してくれる、ブラスジャンボリーならではの心強いサービスです。
ここでできるのは応急処置程度の簡単な調整ですが、木管楽器ならキーを、金管ならスライドやピストンの動きなどを見ます。久々に楽器を吹いたら、ピストンが動きにくいとか、そういう方が多いですね。
管楽器の場合「ちょっと音が鳴りにくい」など感覚的な表現が多いので、お客様と話しながら楽器のどこの部分がどう悪いのか探り出していきます。
お店で預けるリペアと違って、ここはお客様の目の前で調整するので、プロの調整の方法が間近で見られていいかもしれません。もちろん聞いていただければ調整やお手入れに関するアドバイスもしています。
| 開催日 | : | 2010年2月20日(土) |
| 会場 | : | 横浜港大さん橋国際旅客ターミナル「大さん橋ホール」 |
| 参加者数 | : | 約550名 |
