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ホーム > 学校教育関係者向け > MUSIC PAL > いろいろな音楽を知ろう : ハワイアン

ハワイアンは、名前のとおりハワイの民謡です。ハワイでは昔から生活の知恵や神様のお告げ、王様からの言葉を歌に乗せていたのですが、こうした音楽とウクレレ、ギターなどが融合したのが、現在のハワイアンです。ハワイといえばフラダンスをイメージする人も多いと思いますが、フラダンスで使われる音楽は、もちろんハワイアンです。
特徴となる楽器には、ウクレレ、スチールギターがあり、フラダンスとともに演奏されるハワイアンの多くは、わずか8小節で作られています。16分音符が多い細かなメロディと3つほどの和音のシンプルなハーモニーで、ビートを強く出す楽器が少なく、ゆったりとリラックスした印象を与えます。
ハワイアンもフラダンスの手指の動きも、使われる花の首飾りも、それぞれにいろいろな意味が込められており、音楽、踊り、飾りが一体となって、神様とふれあうためのものとなっているのも、ハワイアンの特徴です。
伝統的なハワイの音楽は、ハワイに住み着いたポリネシアの人々が故郷や神様を思って歌ったものからスタートしたと言われています。キャプテンクックが、探検航海でハワイを訪れ、西洋にハワイを紹介し、キリスト教をハワイに紹介した時から、神様のための歌(メレ)であるハワイアンは禁止されてしまいましたが、1800年代の後半、ハワイ王朝の最後の王様であるキング・カラカウアは、伝統音楽をもう一度盛り返そうと宣言しました。ハワイでは、今でもこの王様を「メリーモナーク」と呼んで親しみ、今でもフラダンスの世界大会の名前として残されています。
この宣言から後のハワイアンは、ウクレレ、ギターなどの楽器を取り入れて、新しいスタイルとなり、今ではアウアナと呼ばれています。
ハワイアンの代表的な楽器とされているスチールギターは、西洋のギターとハワイアンハープから生まれたものとされています。
日本は昔からハワイに移民を送り出しており、いまでも日系人がたくさん住んでいる、おなじみの島です。そんな日本ですから、ハワイアンも大流行しました。1940年代にはハワイに住む日系2世音楽家が日本にハワイアンを持ち込んで、多くのハワイアンバンドができ、当時の若い世代の間で大流行しましたし、戦後の苦しい時期には「あこがれのハワイ航路」という歌が大ヒットしました。
また、最近では“癒し”の音楽、ダンスとして、ハワイアンやフラダンスの教室もたくさんできていますので、訪ねてみるとよいでしょう。
今のハワイアンミュージックなら、NHK「にほんごであそぼ」でも有名な、元大相撲大関のKONISHIKIさんのアルバムもおすすめです。実はハワイアンの実力派シンガーでもあるんです!